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中北朋宏「おもしろい人が無意識にしている 神雑談力」

・本書は、キャイ〜ンやどぶろっくなどのお笑い芸人が所属する浅井企画で6年間活動した元お笑い芸人で、現在は"夢諦めたけど人生諦めていない人のために"をコンセプトに、お笑い芸人からの転職支援「芸人ネクスト」や笑いの力で組織を変える「コメディケーション」を展開し、コメディケーションは約260社に提供。受講者は2万6000名を超える著者が、「あなたと仕事がしたいと思わせる力」の「神雑談力」ならびに「自社の離職率を0%にしたノウハウ」「260社、2万6000名以上の方と関わり完成した神雑談力」を余すことなく紹介した1冊。

神雑談力の事例(一部)
◎初めて配属された部署での「自己紹介でターゲットを絞る」
普通雑談「趣味は映画です」
神雑談「趣味は映画です。『パッチ・アダムス』が好きです。特に◯◯のシーンで目頭が熱くなりました。」
◎上司・先輩に対して「有言実行である印象をつける」
普通雑談「お勧めしてもらった本買いました。面白かったです。」
神雑談「お勧めしてもらった本を読み、買いてある内容を実践したら◯◯のような変化がありました!」
◎尊敬する相手に気持ちを「ストレートではなく心に刺さる伝え方をする」
普通雑談「この前の話、結構、感動しました。」
神雑談「(聞こえるか聞こえない声でしみじみと)この前の話、本当に感動したんだよな……。」
※その他の神雑談の事例については、本書をお読みください。

・一流の人や面白い人は、「相手にどうなってほしいか」という意図を持った神雑談を無意識のうちにしている。
・神雑談は、営業シーンに限らず、職場でのコミュニケーションなども含めた日常の中でも活用することができる。
・著者は、「神雑談力」を身につけて何を得たのかというと……
①営業の契約率が2.5倍になった
②未経験から人事系コンサルに入社して3年で営業ナンバーワンになった
③中北軍団をつくり、当時若手の離職率80%だった会社を0%にした
④社会人歴6年で独立し、数名だが社員を雇用する経営者となった
⑤メディアへの出演や取材の依頼が来るようになり書籍を3冊出版した
⑥売れていないお笑い芸人から年収が104倍になった
⑦大切な人と時間を共にするようになり幸福感が高まった
など、人間関係だけでなく、仕事での成果や年収が増え、さらに協力してくれる人ができ、人生そのものが変わるほどの効果があった。
・「普通の雑談」が「当たり障りないお喋り」だとするのであれば、「神雑談力」とは、「あなたと仕事がしたいと思わせる力」である。

・「神雑談力」は、普通の雑談とは違い、相手と出会った「7秒間」を最も重視している。なぜなら、人は出会って7秒で相手の印象を決めると言われているからだ。出会ってからの数秒間で、相手から自分への印象。良くしていくためにはどうしたら良いのか。1対1ではなく、苦手意識を持つ方も多い集団の場でどのように振る舞えば良いのか。などについて本書では、「笑いのメカニズム」も踏まえながら解説していく。
※その詳細については、本書をお読みください。

・本書は、「会って7秒の印象が勝負を決める」「笑いは最強の武器である」「集団の場のコミュニケーションを制する」「次も会いたいと思われる神雑談力」「自然とまわりから協力してもらうコミュニケーション術」「自分らしさを知り、行動継続を楽にする」「楽しく、心理的安全性のあるチームを作る」という章で構成されており、「神雑談力を身につけるための3つのフェーズとは」「関わった人たちとの関係を継続するためにはどうすればよいか」「大きなことを成すための本物の人脈の作り方とは」「行動継続の壁を打ち破り、自身のコミュニケーション能力を磨き続ける方法とは」「今の時代に必要な「叱る力」とはなどのチーム作りで必要なこと」といった人生が好転する神雑談力、人間関係構築のためのノウハウが凝縮された内容が収録されている。

コミュニケーション能力を磨きたい、どんな雑談を話せばよいかわからない、という方はぜひ本書を手に取ってみてください。

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