見出し画像

佐久間英彰「速攻で仕事をする人の手帳のワザ」

・本書は、TVチャンピオン第二回文具通選手権の準優勝者でもあり、大手広告代理店のクリエイターで、ジブン手帳考案者の著者が、「普遍性」と「不変性」をテーマに、ちょっとした工夫で日々の効率と充実度が上がる手帳術を73の項目に分けて紹介した1冊。

速攻で仕事をする人の手帳のワザ(一部)
Tips01 人は何のために手帳を書くのか
・人が手帳を書く理由として、
①予定を管理する
②行動結果を記録する
③ToDoリストを書く
④ライフログ&日記を残す
⑤メモを取る
⑥夢&目標を設定する
⑦自分を振り返る
という7つ本書で挙げられている。
・また、手帳の効果として、
◇作業の効率化
◇ミスを防ぐ
◇時間を生む
◇目標達成
などがあり、日々の記録を取り続けることで、見えるものがあり、自分のなりたい姿をイメージし、実際に書き出すことで、その後何をすべきか明確に認識できる。
・また、手帳を見返すことで、過去の自分がどんなことをして、どんなことを思っていたのかを振り返ることができる。
※こちらのTipsで、著者の学生時代の手帳の使い方(行き当たりばったり)や、次のTipsで速攻のキーポイントについても触れられているが、詳細については本書をお読みください。

Tips4〜8 紙の手帳がいい5つの理由
・手書きの手帳には、
①スピードが速い
②自由自在に表現できる
③記憶に定着しやすい
④情報を整理できる
⑤感情も記録でき、リアルな物として保存できる
というメリットがある。
・手書きの場合、自分の脳の中にあるものを、文字でもイラストでも自由に表現することができる。特に記号やグラフで表現したり、好きなマーカーで強調したり、色を変えたりと、自由自在である。
・また、思考を整理するのも手書きは便利である。矢印でつなげたり、囲ってグルーピングしたり、補足のイラストを描くこともできる。さらに気に入った写真やシール、マスキングテープなどを貼り付けるなど、アナログだからこそできる自由さがある。
・紙の手帳は自分の好みで見た目もカスタマイズできる自由さがある。あなた次第で「自分だけの手帳」ができる喜びを必ずや得ることができると著者は語る。
※その他の紙の手帳のメリットの詳細について本書をお読みください。

・本書は、「やっぱり紙の手帳!編」「手帳は選べ!編」「スケジュールの書き方編」「プロジェクト管理編」「メモ編」「徹底活用編」という章で構成されており、
11 手帳は〇〇〇からフォーマットを決める
27 自分だけの〇〇を作ってみる
35 Todo管理とスケジュール管理が違う理由
44 ノートの中の情報を速攻で見つける方法
46 〇〇を書き込めば10年後でも思い出せる
など、普遍的であるが、これから手帳を始める人にとっては、とても大事なことが書かれた手帳術が収録されている。

手帳をフルに活用するためのきっかけとなる1冊ですので、新年度を迎えたのをきっかけに、手帳を活用される方は本書と参考にしてみるとよいかもしれません。

#瞬読アウトプット #1分書評 #明日香出版社 #手帳 #diary #手帳術
Amazonはこちら
https://amzn.to/43EnhNw

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?