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チャーリー・マッケジー[著]川村元気[訳]「ぼく モグラ キツネ 馬」

・本書は、イギリスのノーサンバーランドに生まれ、南アフリカやニューオーリンズで暮らしながら絵を描き、ザンビアでは低収入の家族を養蜂家にする福祉事業を共同経営する著者が、少年(ぼく)とモグラ、キツネ、馬が冒険を通じて、心の交流を描いた作品。

・一人ぼっちであったぼくはモグラと出会い、そこからさまざまな場所を旅し、その途中、キツネ、馬と出会い共に旅をすることになる。

・本書では、絵本でありながら、大人も考えさせられる人生において大切なことが収録されている。
◇成功するってどういうこと?
◇いちばんの時間のむだってなんだとおもう?
◇いままであなたがいったなかで、いちばんゆうかんなことばは?
など、質問だけでなく、その問いに答えた内容も心に刺さることが多く収録されている。

旅をしていると、その道中で前に進みづらくなる場面もあるが、それを各々の知恵や工夫をして乗り越えていっているところも魅力のひとつである。

・本書を読む際は、登場人物(ぼく モグラ キツネ 馬)に と対話をするように読み、あたかも読んだあなたもその旅に加わっているかのように読んでみることを私はお勧めする。
・また、本書は「どこから読んでもよい」と書かれているが、私個人としては、最初から最後まで一読し、気になった箇所を再読することを勧める。
・悩みがある方は、その悩みを解決に向かうためのきっかけに、悩みがない方も、純粋に本書を楽しみ、周囲にお勧めいただけたら幸いである。

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