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ただのサウナ好きが温浴施設で熱波師デビューするまで①

こんにちは!いっちー(@ichi_myj)です。

私は今、副業で熱波師をやっていて、
「ととのろ(@totonoro_neppa)」という熱波師ユニットを組んで活動しています。

熱波師とは

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熱波師イメージ:サウナでととのうウサギ(LINEスタンプ)

熱波師とは、サウナ室で水蒸気をタオルなどを使って送る人のことです。

この後、アウフグースという言葉も出てくるので、下記を参照しました。
詳しく知りたい方は、読んでみて下さい。

熱波とアウフグース

アウフグースとは、 ロウリュを行なった後に、立ち昇った蒸気をタオルなどであおぐ行為のことをいう。 ドイツ発祥で、「アウフグース」とはドイツ語です。
日本ではアウフグースのことを「熱波」と呼ぶサウナ施設もある。 ... タオルではなく大きいうちわを使うスタイルもある。 複数人で同時にあおぐスタイルもある。

https://saunatime.jp/sauna-wiki/

熱波師を目指すきっかけ

まずは、なぜ熱波師になりたいと思ったのか、きっかけをお話していきたいと思います。

熱波との出会い

サウナにハマってから、色々なサウナを巡りました。
しかし、女性ということもあり、なかなか熱波を受ける機会はありませんでした。
男性サウナ室では、よく行われる熱波イベントも、女性サウナ室でやっているところは少なく、時間のタイミングが合わず受けられていなかったのです。

2021年夏、前から行きたかった川崎の「ゆいる」に行った時のこと。
ここでは、男性も女性も1時間おきにアウフグース(ドイツ語で蒸気を送ること)をやっていたのです!
ついに、風を浴びることができる……!

ワクワクしながら身体を洗っていると、「アウフグースをしますので参加されたい方はサウナ室へどうぞー!」とアナウンスが入ります。

サウナ室に入り、ついに初のアウフグース体験が!
その時担当してくれたのは、「曇りメガネ松村さん」という方でした。

曇りメガネさん「本日のアロマは「レモン」です。
アロマに合わせてこの曲を用意してきました。音楽と一緒にお楽しみ下さい。」

と言って、流れたのが
米津 玄師の「檸檬」
みんな「フフッ」ってなっていて
曇りメガネ松村さんは「そのまんまですみません。」と言いながら、優しい風を送ってくれました。
その後も曲が続き、ゆったりとした素敵な時間を過ごせました。

私は、サウナに長く入ることが苦手なのですが、
この時は、楽しく入ることができて普段よりも長い時間入っていることができました。

普段よりもサウナに長く入れたので、外気浴スペースで最高にととのいました。

これが、私の初熱波体験でした。
次に、なぜ自分も風を送りたいと思ったか、お話ししていこうと思います。

私も風を送りたい……!と思った理由

前職では、リアル脱出ゲームという謎解きイベントを作っていました。
イベントを作る上で、自分が体験したことを言語化するということを心がけていて、

例えば、映画を見た時に、「どこで心が動いたのか」「何故面白いと感じたのか」「もっと良くする方法はあるか」「自分だったらこういう展開にしたい」ということを考えたりします。
心が動いた時のことを言語化しておくことで、自分がゲームを作る時の参考になります。

その癖もあり、

初めてアウフグースを体験した時に、「これはもっとエンタメになるんじゃないか……!?」と心の中で思いました。

私は、音楽フェスが大好きで、コロナ前は年に何回かフェスに行っていました。
フェスで起こる、コールアンドレスポンス(アーティストが叫んだあとに続いて叫ぶこと)やサークルモッシュ(音楽に合わせて円になったり回ったりすること)や手拍子の一体感が好きでした。

サウナ室の中で、ただ熱いのに耐える時間は個人的に暇だと感じてしまう時もあるので、音楽とアウフグースの組み合わせでもっと楽しいサウナ室が作れるんじゃないかと思いました。

頭の中で、サウナ室でお客さん全員がタオルをグルグル回して、フェスのような一体感が生まれている光景が思い浮かびました。

「よし!私も風を送る人になろう!」

アウフグースを受けながら、決心しました。

もっとお客さんが手拍子をしたり、ダンスをしたり、サウナ室で楽しめるような、「参加型アウフグース」を作りたい!と思っています。
「フェス熱波」と私は名付けてます。

そんな思いから、
「ととのい×ロック」略して「ととのろ」というユニット名に決めました。

熱波師ユニット「ととのろ」ロゴ

前職SCRAPの会社の先輩、そめさん(@takedaken28)がロゴを描いてくれました!
赤と水色は、「温かい」と「冷たいの色」です。


漠然と熱波師になりたいなーと思っていたところから、どうやって熱波師になったのか?
なぜユニットを組んだのか?
どの様な流れで温浴施設で扇げることになったのか?
を次回話して行こうと思います!







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