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ノベルジャムデザイナー会議を1・12日に開催しますのお知らせ

いちばん堂デザイナー杉浦です。ノベルジャムは執筆〜出版のフェーズが終わり、すでに販促とPRの局面に突入しています。販売を競う様々なプロモーションやセカンドコンテンツを各チームで投下し始めていますが、なんにせよグランプリまでのこのシーズンは「楽しんだもん勝ち」です。

我々いちばん堂が(というかデザイナー杉浦が)企むのは「デザイナーのためのトークイベント」です。なぜか。

ノベルジャムは小説作品のためのイベント。だから書きあがった作品には審査員の先生方から丁寧な講評をいただけ、その熱い審査過程そのものが普通の文学イベントにない価値になっています。だいたい審査が終わったのち、審査員の先生方にビールを飲みながら詰め寄れる文学イベントなんて、他にないでしょう。

で、いまのところデザイナーに講評はありません。参加されたデザイナーの方にも「講評が欲しい」という思いがありますし、ノベルジャムデザインにおける議論を促す声も聞こえてきます。

装幀に対する評価としては(小説の品質とセットという前提で)グランプリアワードで山田章博賞が用意されていますが、個別作品の講評というと、まだ難しいのが実情です。

というのも、ノベルジャム作品の装幀を「商品の顔」として見た場合、見た目の印象や斬新性、デザインそのものの品質もさることながら、「電子書籍独特の情報設計のあり方のついての評価」「小説本文の反映の仕方の評価」「小説に対して興味喚起させるフック作りの評価」「競合作品と並べたときの視線獲得の評価」「販促のための設計評価」「ターゲット設定の適切性の評価」「想定読者に対する訴求力の評価」など評価軸が小説よりも多岐に渡ったりするのです。これがアート作品であったらむしろ話は簡単なのですが、公式な講評を通じたノベルジャムの見解として「デザインのあるべき姿」を示すのは時期尚早というのも、まぁわかります。

わかるのだけど、やはり自分のデザインに対する評価がほしいというのはデザイナーの本性としてあるので、ここは参加デザイナー同士で色々言いあう会を開いてしまおう、と思うに至ったわけです。

というわけで、きたる1月12日、ノベルジャムデザイナー会議にぜひご参加ください。2018秋のデザイナーはもちろん、前回の、また第一回の参加者も大大歓迎です。デザイナーじゃなくても、デザインに一言いいたい編集や著者の方も大歓迎です。ノベルジャムのデザインについて楽しくおしゃべりしましょう。

詳しくはこちら https://peatix.com/event/578048

Pietixでイベントを上げていますが、Pietix使わない、って人は杉浦のTwitterアカウントにDM飛ばしてくれればオッケーです。お気軽にどうぞ!

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