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デジカメがなかった頃の話。

先日実家で写真の整理をしていたら、高校~大学の頃の写真がたくさん出てきました。

15~20年前なので、まだデジカメじゃなく、写るんですやフィルムが主流の時代。当時から写真を撮るのが好きで、キティちゃんのフィルムカメラをいつも持ち歩いていました。写るんですひとつ分の値段でフィルムが3個買えたんですよね。

指が入ってたり見きれてたり、失敗作もたくさんあった。写真そのものの色は褪せてたけど、当時の楽しかったことがじんわりと、温かくよみがえってきた。

デジカメ、スマホが普及して、すごく気楽に気軽に写真が撮れるようになって、しかもそれを一瞬で世界中にシェアできるようになって。当時じゃ考えられないほど楽しい時代になったなーと思う。

それはそれでよい。わたしも毎日楽しんでるから。

それとは別に、フィルムの温かさや現像するまで分からないワクワク感は変わらずにこの世に存在していて、それはそれでとても尊い。

36枚という限られたなかで、どの瞬間にシャッターを切ろうか。1枚の重みを感じられるのがまたいい。

昔の相棒、キティちゃんのカメラはもう処分してしまったかな。実家掘り返したら残ってるかな。見つけたらフィルムを入れてシャッターを切ってみたい。

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