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心霊探偵八雲3闇の先にある光 神永学


あらすじ

八雲の元に大学4年生の飯田瑞穂から依頼が来た。マンションで飛び降り自殺を繰り返す女性の幽霊を見るという。壊れた扇風機を新しくしたい八雲は珍しく二つ返事でこの依頼を受ける。問題のマンションに出かけた八雲たちはそこで神山という霊媒師と出会う。八雲に見えている幽霊が、神山にも見えているらしい。神山は八雲と同じ能力を持つのか…。


ここからネタバレ含む感想

八雲の元に、自殺を繰り返す幽霊についての依頼とバーで幽霊を見てから幽霊に取りつかれている気がする女性の依頼と二つの依頼が入る。そしてその二つの依頼に霊媒師の神山が絡んでくる。
自殺を繰り返す幽霊は、沢口里佳という女性でかつて強姦被害にあいその後自殺してた。この事件は、後藤刑事が担当していたのだが、途中で新人に担当が変わり、自殺後に犯人も逮捕されていた。
この事件について心残りのあった後藤刑事は事件の再調査を始める。そうすると不可解なことがいくつか浮かんでくる。
八雲シリーズのセオリー通り、二つの事件は実は一つにつながっていてさて黒幕はだれか…という部分が推理するところだと思いますので詳細なネタバレはできませんが、事件はかなり悲惨な裏話があり、これに関わった人は最終的にその責任を負うことになります。
シリーズの裏には、八雲 VS 八雲父(たぶん…)の構図があるのですがまだ八雲父の存在は感じられる程度しか出てきていないので毎回事件に絡んできてどこかではっきりとした対決になるのかな…とこの時点では推測します。
晴香と八雲はお互いにいい感じのコンビになってきたな…と思う3巻でした。

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