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心霊探偵八雲4守るべき想い 神永学


あらすじ

大学3年生の小沢晴香は小学校で教育実習中である。その小学校で一人の小学生と出会う。名前は真人、彼は霊が見えると晴香に告げる。真人のことが気になった晴香は、八雲に相談する。
一方、後藤刑事は逃走した殺人容疑者戸部賢吾の捜査を担当することになる。精神鑑定中に逃走したが、その精神鑑定を行った医者が捜査に協力したいと申し出たため医師から聞くが…。


ここからネタバレ含む感想

まったく違う事件がやがて一線上に並んでいくのは定番の展開ですが、今回は、八雲の叔父が事件関係者と同級生だったり、謎の精神科医が最後まで謎のままで終わったり、3巻までとは少し違った展開になっていました。
小学生の真人は、家庭環境に問題を持つ児童で、「僕は呪われている」とという言葉が晴香には気にかかり八雲に相談する。八雲は、真人を救うべく調査を始めるが、そこへ後藤刑事の追っている殺人犯がかかわってくる。
事件は25年前の火事から始まっていて、今回の犯人はなんとも胸糞悪い(悪い言葉で失礼)人物だったなぁというのが読了後の最初の感想でした。
さて、今回のこの物語には、精神科医の佐々木杏奈という新しい登場人物が出てきました。いままでは、なりすましした人物は最後に伏線回収されているのですがこの人物は謎で終わっているので本筋の八雲 VS 八雲父の方の関係者として続編でも登場するのかな…。

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