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雨恋 松田由美

あらすじ

会社員の沼野渉は海外勤務になった叔母のマンションの留守番を務めることになった。しかし、このマンションには雨の日に現れる声だけの幽霊がいた。幽霊の名前は、小田切千波、自殺したとされているが千波本人は何者かに殺害されたと訴える。
読んだの新潮社の文庫本だったが、双葉社から「雨の日のきみに恋をして」タイトルでも出ています。


ここからネタバレ含む感想

雨の日にしか現れることができない千波が亡くなった真相究明を頼まれて調査に乗り出す。千波周辺の人々に話を聞いて回っても怪しい人たちにはアリバイがありなかなか真相が見えてこない。
千波と相談しながら捜査を進めていた渉だが、次第に千波に惹かれていくが相手は幽霊、事件の真相がわかると千波は消えてしまいそうな気配だし、いろいろ悩ましい状況になっていく。
かなりあちらこちら聞いて回って新しくわかったこともあるが、真相はすごくシンプルに終結する。真相がわかって千波が成仏し、残された渉はそれからどうするのかな…と考えた。

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