エイプリルフールと思い込み

なんか科学的にはきっと根拠はないかもしれないそんな思い込みをすることはないだろうか?
うちの兄が亡くなったのが4月一日
私が2年生
兄が4年生になるころだった。
朝兄が近所のおばさんちに救急車来てるよみたいな嘘をつき。
エイプリルフールにしてはひどい嘘だなあと思っていた。
たぶん親には叱られてたと思う。
そして兄が姉とともに従兄弟のうちに泊まりに行ったわけだけど
寂しいというより私はなぜか
ここで行かせちゃいけないみたいに思ってすごくごねたと思う。
泣き止まないから親が外に連れて行ってくれたんだけど
そこに姉が号泣しながら走って来た.
「○が車に轢かれた。」
最初は嘘?嘘であってほしいという大人のふんいきだったけど。
とりあえず、私はそのままご近所に
姉は従兄弟のうちにあずかられてたんだと思う。
ストーブの前にいてもずっと寒気が止まらなかったことだけは覚えている。
大人に言われたわけではないんだけど
その後エイプリルフールの嘘は
けっして悪いものであってはならないみたいに思い込むようになって。
そしてたぶんそのときに祖母が
「うちは先祖が祟られてるから男の子がそだたない」って、言ったのを覚えていて
だから私はなんとなく男の子の親になりたくない
そんなふうに思ってしまっていたのだと思う。
でもよく考えたら父は少なくとも59までは生きたわけだし。
男の子は育たないには入らないよね?
それでも小さい頃からの思い込みで
息子が生まれて
兄の亡くなった年齢を超えるまではすごくすごく心配だった。
いまでも、エイプリルフールはなんとなく苦手。

生まれ変わりがあるなら兄には今度は人一倍幸せに長生きしてほしいと思う。
そしてもしかなうなら、それをどこかで知りたいと思う

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