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2019年から2020年に「プロ養成コース」に通った生徒さんのその後。

ちょうど一年前。コロナの「ステイホーム」が始まる直前までレッスンに通ってくださっていた生徒さんがいました。

カリキュラムを修了された生徒さんが、その後どうなったか?
知りたいかたがたくさんいらっしゃるようなので、ここに書いておきますね。

着付け師デビューを目指す「他装プロ養成コース」をご受講くださいました。
(150分×21回のカリキュラム)

=目次=
◆「他装プロ養成コース」カリキュラムと日々の練習
◆カリキュラム修了、その後どうなったか?
◆着付け師デビューから現在までのお仕事実績

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◆「他装プロ養成コース」カリキュラムと日々の練習


ご受講ペースと日時については、生徒さんのスケジュールに合わせてカリキュラムを組んでいきます。早朝でも夜でも大丈夫です。曜日や時間帯も自由です。
マンツーマンレッスンなので講師が生徒さんのご都合にできるだけ合わせます。

講師は、わたしひとりだけです。
堺市と大阪市の教室を、ひとりで行き来してレッスンしています。

他装「プロ養成コース」150分×21回のカリキュラム
2019年 8月29日 体験レッスン
      9月2回、10月3回、11月1回、12月4回
2020年 1月4回、2月4回、3月2回、4月1回


2019年8月に体験レッスンをご受講、翌月からは平均して月に3回程度。
翌年2020年4月までの8ヶ月のあいだ可能な月は毎週のように来てくれました。

毎日練習は欠かさず、進度に合わせてその時々のタイム計測もきちんとされて。
ほんとにスゴイなと思ったのは、レッスン中にさらりと毎日のタイム計測表を見せてくださったときです!

「今、ご自分がどれくらいの時間がかかっているか測るようにしてくださいね」とはお伝えしています。そのとき見せていただいたのは、ノートだったかと思うのですが、着物で◯分、帯で◯分、全体のトータルで◯分。きちんと整頓された数字が計測表にギッシリ書き込まれていました。

着付けは速ければよいというものでもありませんが、この行動ひとつとってみてもそのかたの素直さや、真面目さ、努力家であることがうかがえます。

正直、着付けの練習ってほんとにしんどくて面倒くさいものだと思うんです。
なかなか上手くいかない、思った通りに手が動かないとかもあります。
何度も何度も繰り返して克服していかないと、時間がかかるばかりなんです。
練習のスペース確保も必須、もちろん時間の使い方にも工夫が要りますよね。

ここで簡単な計算をしてみましょう。
カリキュラムのご受講回数は、21回です。
でも8ヶ月間通われて、毎日自宅練習したとします。

ひと月(30日として)×8ヶ月=240日。
毎日1回の練習なら240回。
毎日2セット練習したら480回。
もっとがんばって3セットなら、720回。

最初は時間がかかります。準備も入れて1セット1時間とか。
慣れてくると30分でできるとして、3セット連続でやっても1時間半。
日によって部分練習を集中的にやるのもおすすめです。

次回のレッスンに来たときに、どれくらい練習していたかは「手」を見ればわかります。「手」だけでなく動き全体なんですけど、通称「手を見ればわかる」ってことです。

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レッスンご受講のきっかけは「娘の成人式に振袖を着せてあげたい」でした。
コツをつかむのも早く、ひとに接することにも慣れている生徒さん。


◆カリキュラム修了、その後どうなったか?

で。本題の「その後、どうなったか?」にお答えいたしますね。
カリキュラムを修了されて4ヶ月後には、わたしが運営している着付けチーム
「いちごの花」のメンバーになられました。
(※ご本人のご希望だけでなく、総合的な適性も考慮いたします)

現場に必要な技術や知識を習得するためのスタッフ研修にも、複数回参加されましたよ。

◆着付け師デビューから現在までのお仕事実績

個人宅様への出張着付け、成人式前撮り着付け、もちろん成人式当日も。また美容室様からのご依頼の着付けのお仕事などされています。

接客が非常によく動きはテキパキ。とにかく真面目でキチンとされています。
とても大事なことですが、業務連絡のレスポンスも素晴らしいです!

着付けチーム「いちごの花」には、すでに十数名のスタッフが在籍しています。よいスタッフさんに恵まれて、しあわせだなぁと思っております。


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