見出し画像

たまには病気の話しもします

おはようございます、ichihukuです。

今日は持病の話しをします。


持病の再燃

実は持病があります。潰瘍性大腸炎です。阿部元首相と同じ病気、と言うとわかってもらえるので、説明がとても楽になりました。(笑)

最初に発症したときは薬を飲んで1年ほどでおさまったので、そのまま忘れるくらいの年月がたっていました。

再燃したのは正社員で働いていたころの話しです。

たまたま派遣で入った会社でうまが合い、まわりの人にも恵まれて長い間派遣として働きました。

なんでもOKしてくれる豪快な上司がいたので、年に1回くらいは1人で東京出張したりして、割と自由に働いていたと思います。

庶務経理担当の女性社員が退職したのをきっかけに正社員にもなりました。この会社はほんと合ってたと思います。

ただその後結構大きな変化がおきます。親会社が代わり、同業他社と合併することに。職場も移転、カラー的には人数が圧倒的に多かった合併先の会社のカラーとなりました。

ここがちょっと私には合わなかった。最初のころは、それでもなんとかがんばろうと色々チャレンジしてたと思います。

数年たったころ自分が発揮できることが無くなったように感じてしまった。以前と比べて非常に大きな組織になり、地方支店にいる自分は完全に歯車になった感じがしたんです。

自分が力を発揮できることは何もなく、これからは指示されたことを日々こなすんだと、そんな気分になってたと思います。

それでも事務方の組織を変更したいなどとの希望を上司に通し、業務改善していたのですが、その上長の転勤にともたって組織変更はあっさり元に戻ります。

事務処理チームとして始動していたのに、それは元の部付のアシスタントとして解体されました。

愛社精神ゼロで割とドライに働いているつもりでしたが、思ったより落ち込んだようで、寝られない。

そして、潰瘍性大腸炎再燃です。

再燃後の症状

働けるが遊べない。

病気が再燃したとはいえ、デスクワークだし働けます。いや、働けると思ってた。トイレに立てこもるわけではないし、入院するような激しい症状でもない。

ただただ疲れている。帰宅すると1回横になる。食事をして1回横になる。会社でもお昼休みにはしんどくて横になっていました。

薬を飲んでも飲んでも症状は改善せず。ただただ薬の量が増えていくだけ。そりゃそうですよね、生活は何も変えずに薬だけで元気になろうなんて甘かった。

このころはちょっとおかしかったと後になって思います。人と話してると涙がでてくるし、気力はなし。

肩が凝りすぎてしんどくなって早退したり、急に歩けなくなって数日休んだりしなんてこともありました。

このころ大きな社内イベントがあったのですが、腰が痛くてパイプ椅子に座れないんです。なんか体調も体もぼろぼろでしたね。

私の人生で一番良かった選択は、この会社を早々に退職したこと。上司からは休職を進められたりもしましたし、産業医と面談するように言われました。(ちゃんとしてますね)

なんだかこのころの自分は、それやると危ない気がしてたんでしょうね。とにかくそこから早く離れたかった。つながっていたくなかった。

あとのことは何も考えず、とにかく退職する(=逃げ出す)ことにしたんです。

今はいたって元気

そこから早、15年が経ちました。15年かかって症状は寛解。薬はのんでいますが非常に元気になりました。

随分前に症状は治まっていますが、元気を取り戻すまでが長かった。働く気力、遊ぶ気力、新しいことに手を出す気力。

なんかコロナのころがきっかけだったかもしれません。家に閉じこもりがちだったのをジムに行き始めたのと、コミュニティで活動しはじめたのが最後のダメ押しになったかも。

たまたま病気がきっかけでしたが、たくさんのことが重なっていたと思います。

ダメージを受けたメンタル、長年の運動不足、長年の睡眠不足(寝ないと元気が出ないタイプ)、放置していた肩こり、そこからくる腰の痛みなどなど。

年齢的にも過渡期だったのかもしれません。

15年の間にやったのは薬を飲んだことだけじゃないんです。肩こりをなんとかしようと鍼にも行ったし、一時期漢方薬も飲んでた。

趣味で歌うことだけは細々と続けていたし、それがその後のバンド活動にもつながっています。

食生活は色々変えました。まあ一番症状が出ていた時期は食べられるものが限られていましたのでしょうがない。今ではほぼなんでも食べられるようになりました。

元気になってきてからは治療ではなくジムに通うようになって、より元気になっています。

今ではプライベートで誰かに会いに泊まりがけででかけたりするほどにフットワーク軽く気力がある毎日です。

ちょっと今疲れちゃってるみなさん、それは何かのサインかも。ほんと休んでね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?