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それが全てじゃないけど、出会いの魅力は確かにある。

「ぼくのなつやすみ」ってゲーム、知ってますか?

私も実際にプレイしたことはないんですが、小学生のボクが遠くの島に預けられてなつやすみを過ごすストーリー。

それだけ聞くと「ほんとにゲーム?」といった感じなんですが、要素的にはどうぶつの森とか牧場物語みたいに、主人公のボクが友達と遊んだり釣りしたり虫取りしたりする感じなんだとか。

「それならちょっと面白いかも」と思って今まで気になってたわけですが、ぼくのなつやすみの本当の魅力はそこではないようで。

聞けば聞くほどストーリーの端々が意味ありげだ重々しい。好奇心旺盛な主人公の目線から見ているか緩和されているものの、その哀愁の漂い方は、夏場の夜によく放送されているホラーや黄泉の国を題材にしたようなイメージ。

シリーズ化しているので知っている方からしたらプレイしたことのない私の話は間違いも多いかもしれませんが、だいたいこんな感じ。

親戚の住む島に預けられたボクは、その家族や地元で出来た友達に囲まれて毎日を過ごします。

しかし親戚の家では「お兄ちゃん」がなんらかの原因で亡くなっていたり、受験を控えてなにやら深刻な悩みを抱えるお姉ちゃんが登場。

さらに私が一番心惹かれたのが、「診療所に現れるお姉さん」。

ある特定の日の夕方にしか会えないという謎のお姉さん。そのなんとも意味深なこと。物語に深く関係しているのかは分かりませんが、それだけで魅力的な存在ですよね。

人はレア感のあるものにどうしても惹かれる。だから漫画でもアニメでも、「登場回数は少ないけどなぜか人気投票の上位ランカー」ということが割とよくある。

それが「診療所のお姉さん」の魅力であり、彼女の背後に隠れている物語を想像したくなる根幹みたいなものなんだろう。

「診療所」「夏の夕方」「謎多き美女」「そこでしか会えない」なんて素敵なキーワードを並べられたら、もうそれだけで物語が出来上がりそう。

そういう出会いの形って、やっぱりあるんだと思う。

例えば美術館で出会った薄幸の美少年、なんてどこかお近づきになりたくありませんか。私はなりたい。

そんなの現実にはないでしょ、とお思いではありませんか? そう、一生に何度もあることじゃないし、とても現実的じゃない。

だからそれが物語の中に隠れていると最高に魅力的、ついついメインストーリーを忘れて追いかけたくなってしまう。

そういうものを集めてみたいような気もします。

あなたの知っている「魅力ある出会い」も、ぜひ教えてください。



#エッセイ #コラム #物語 #小説 #ゲーム #ぼくのなつやすみ

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宮波 壱飴(小説『あの夏には君がいない』連載中)

小説を書いている23歳です。本は読むのも書くのも好き。コメント・感想など頂ければ幸いです。夏の間の記憶だけが失われてしまう男を描いた小説『あの夏には君がいない』連載中です。
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