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神奈川旅行【猿島編】

先日行った旅行の話。

ゲーム脳ってほどゲーマーではないですが、いわゆる「リアルダンジョン」にはちょっとばかり興味がありました。

まるで物語の中に出てきそうな壮大な景色、歴史を感じさせる遺跡、曰く付きっぽい建物などなど。

実にロマンですね。

今回はそんな私が歓喜した旅先をご紹介。

無人島って、なんかそれだけでワクワクしますよね。

神奈川県の横須賀の港から船に乗ること数分でいける、まるで古代神殿のような「猿島」。

苔むした岩壁にジャングル状態の山中、そして煉瓦造りの建物に無数に空けられた入り口とその先の暗闇。

うん、まさに時代に取り残された遺跡です。

なんでもかつて日本でも戦争が勃発していた頃に作られた要塞なんだとか。島のいたるところに砲台を設置する場所があったり、外側からは見え辛く設計されていたりと、戦いのために作られたことがわかります。

また歩いてみるとわかりますが、暗いトンネルが多くて作りが妙に入り組んでいたり、弾薬庫という説明書きにいくつも出くわしたりと、多少の生々しさもあります。

とはいえ、きちんと道などは整備されているので散策はとっても快適。

「森の中とかはちょっと…」って人でも比較的気軽に楽しめる場所です。

島の内部に張り巡らされた要塞の根は至る所に伸びており、自然と建築のコントラストが素敵。

西洋技術を取り入れた煉瓦造りのトンネルや石壁も綺麗に残っており、なんとも写真映えする感じでした。

何気なーくカメラを向けるだけでもいい景色。私が行った日は雨がぱらついていましたが、それはそれで味があって良かったです。

今回はまだ肌寒い時期でしたが、本格的に夏が始まれば爽やかな海風を感じながら、木陰でバーベキューなんてこともできそう。
そう行った施設も完備されているので、おススメです。

都会からでも日帰りで行ける、かつそれほど広くないのでゆっくりめに回っても1時間強くらいで回れるというコスパの良さ。

一度は訪れる価値十分です。


それでは次回の「田谷の洞窟編」に続きます。

#コラム #エッセイ #旅 #旅行 #神奈川 #猿島 #小説

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