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Teleport制作後記

※このセルフライナーはアルバムを作ってすぐに大半を書いていたのに推敲するのをめんどくさがり過ぎて2か月近く時間が経ってしまったものです。季節感が微妙に違ったりします。


▮アルバムをつくりました


夏、到来__。

ご無沙汰しております。やっとアルバムを出せました。うれピコです。初投稿の「エスケイプ」からいつのまにか4年以上も経っていました。DTMを始めてからだと7年以上経ってるらしいです。怖すぎかい。嘘かい。光陰矢の如しかい。成長曲線ぐにょぐにょかい。
アルバムを作りたいと考え始めたのが3年前とかでその頃からツイッターでも時々呟いていたので、「こいついつ出すんだよ」と思っていたフォロワーさんもいるかもしれません。お待たせしてすみませんでした。

例えば創作だったり、もっと広く言えばあらゆる言動に今までの自分が体験してきたことの全てが少なからず関係してくる訳で、それが形になるというのは自分の人生という書きかけの本にブックマークをつけるのと似てるな、と思っています。そういう意味でこのアルバムは僕の今までに一区切りをつけると同時に将来的に今までのことを思い返す足がかりになってくれるものになったと思います。(うっせ~~)
まあ聴く側からしたら他人の人生なんてものは死ぬほどどうでも良い話なので、適宜自由に楽しんでいただけたらそれが嬉しいです。

              うっせ~~

以下、なんとなくアルバム収録曲について書いてみます。時系列に沿っているようで沿ってないです。


▮エスケイプとか

基本的にアルバムを想定して曲を作っていたわけでは無いのですが、いざ並べてみると熱くも冷たくもない不思議な温度感の風が最初から最後まで吹き渡ってるようで、これが”おれ”なのか・・・と再確認させられました。マスタリングをお願いしたとーずさんに「ずっと世界への恨みを言ってるよねこれ」みたいに指摘されましたが、聴き返してみると本当に全部そんな感じです。歌モノとしては人生で初めて作った「エスケイプ」で”いつだって僕が居て その外に世界があって”と歌っているようにかなり前から「自分とそれ以外」みたいな考え方をしていたみたいです。嫌な学生ですね。

工作だったり落書きだったりものを作ることが好きで何か良いものを見聞きした時に「自分もやってみたい!」と思うような性格だったので小学校時代にボカロ文化に触れて「おれも!」となったのがすべての始まりです。最初はイラストやそれをAviUtlで動かして字幕を付ける、いわゆる”PVつけてみた”っぽいことをこっそりしていたのですが、あるときこのままだとオリジナルの一時創作が一向に作れないことに気づき音楽制作の為のソフトをDLしたのが中学2年生くらいだったと思います。楽器を演奏していた経験も先天的な才能も無かった為ドラムが不規則に鳴るだけだったりシンセが同音連打をするだけみたいなギリギリ音楽とは呼べない音声データを作り続けていました。それでも続けていれば成長はするもので、少しづつ「これは・・・もしかしたら音楽と呼んでもいいのではないか!?」と思えるものを作れるようになってきます。(今は「うん、これなら音楽だな・・・」と思っている)

「エスケイプ」の次に作ったのが確か「ポラリス」だったと思います。ファミコンみたいなピコピコ音が鳴るシンセサイザーだけで作って「Polaris」という名前でsoundcloudだけにひっそりと上げたままでした。歌ものとして楽しいし自分で気に入っていて、いつかアレンジし直したいなとずっと思っていたのですが、アルバムを作るにあたって「今、なのか・・・」と覚悟し、作り直しました。ちなみに北極星ポラリスは一等星ではなく二等星らしいです。


▮カーテンレールとか

高校を卒業するときに、卒業ソングというか、仲が良かった友達(ネット上のも含む)に宛てて曲を書こうかな、と思ってつくったのが「カーテンレール」です。不特定多数ではあるものの、意識的に誰かにむけて書くのは初めてだったので新鮮でした。歌詞は今でもトップで気に入っています。音楽的にも「あ、ベースはこうなのか!」とか「ドラムはこうか!」みたいな発見が多くて大きなブレイクスルーになった曲です。(8分のルート弾きを脱却するとかそういうレベルですが。)
同じくらいの時期に作った「Whisper」もかなりお気に入りで何回もアレンジしなおしてます(一発で決めた方が絶対に良い)。今回のアルバム収録バージョンもちょっとだけ音が変わってます。このあたりで自分の聴く音楽が変わってきて、ボカロやネット音楽以外にも世界が広がっていきました。インプットがボカロ以外にあるので曲がどんどんボカロっぽくなくなっていきます。(「ボカロっぽい」は曖昧な定義だが)

高校2年くらいの時期に友人の紹介で~離さんと知り合いました。サウンドクラウドのアカウントを教えてもらって曲を聴いてみるとめちゃめちゃかっこよくて衝撃を受けたことを覚えています。音楽性こそあまり似ていないものの、お互い住んでる場所が近くその土地特有の寂しい感じだったりと何となく通底しているところがあるのではと勝手に思っていて、ずっといっしょに曲作りたいな・・・と思っていたのが今回僕の方からお誘いさせていただいてやっと実現したというわけです。
「北上」は逆に寄せない方がすごい事になるのではないか(他力本願)と思ってめっちゃバンドサウンドで強めの単純なメロを繰り返すデモを送ったのですが、想像してた以上のとんでもない音源が返ってきて本当にブチ上がりました。~離さんの音の捉え方とか曲の組み立て方に毎回うおお!と喰らっていたので今回アレンジをお願いするという形で一緒に曲を作れて本当に嬉しかったです。ありがとうございます。めちゃくちゃやりにくい曲をどうにでもしてください!って投げっぱなしにしちゃってごめんなさい。
歌詞に出てくる”日本海タワー”は新潟市の海沿いにある展望台で日本海や新潟の街並みを360℃見渡せるようにフロア全体がゆっくり回転していたのですが2014年に老朽化と運営状況の悪化の為に閉鎖されてしまい今もなお止まったままです。


▮極夜行とか

高校を卒業する前あたりから少しずつコロナウイルスが流行り始めました。大学の授業がオンラインになって、リアルタイムでもなかった(授業という感じでもなく課題という形で永遠にタスクが増え続ける形式)為一日中家の中で寝てるだけの終わらない夏休みみたいな生活をしていました(今もかも)。特に誰かと話すことも無く、全然やる気が無いので課題も出せず、オモコロチャンネルを8時間くらい見ていました。そうやって外の世界や人間に対する、何か仄暗い感情が少しずつ醸成されていったような気もします。少しずつツイートもキレキレに。

そんな中でも通話したり共感したりしてくれる人はいて、しかも自分にはやりたいと思えることがあって、そういうのが光なんやね、と再確認させられるような事もありました。鬱屈した感情と見出した光との間で揺れ動きながらぽつぽつと曲ができたような気がします。ちがう気もします。

うだるような暑さ(全然覚えてないので適当に言っているが)の2020年の夏、HuMuuさんがTwitterに上げていた絵が素敵で「この絵に宛てて曲をかいてみたい!」と思って作ったのが「モノローグ」です。最後まで同じアルペジオを繰り返すガットギター、ベース、ドラム、あとちょっとだけピアノという今までで一番シンプルな音の構成で、その簡潔さがとても気に入ってます。ゴチャっとした曲ももちろん好きなんだけど少ない楽器と展開でじわじわと心を動かされるようなミニマルな曲も大好きで、自分なりにそういう曲が作れた!という実感がありました。あとバンドとか生演奏を意識するようになったのも大きいかも。ここらへんから「むやみに楽器を足さなくてもいいし、むしろシンプルな方がカッコいいのかも!」というフェーズに入ります。
最初は自分で歌おうと思ってたんですけど、何回録っても自分の声がキモくて結局初音ミク御大に歌って頂きました。いつもありがとうございます。

「モノローグ」を投稿したあたりから本当に何も出来なくなってきてここじゃないどこかに行った方がいいなぁと思ってあっちに行ったりこっちに行ったりしてました(今も)。どこに行ってもずっと横になってオモコロチャンネルを見るだけで、ツイッターが一番ひどかったのもこの頃です。麻婆豆腐を良く作っていた気がします。麻婆豆腐はおいしいので良い。
さすがに何でもいいから手を動かさなきゃ!と思ってとりあえずDAW(音楽を作るソフトでよく固まったり落ちたりします)を開いては閉じてを繰り返して手癖のみで構成された曲を作っていました。

そんな中で少しずつ形になっていったのが「極夜行」です。モノローグからの流れで簡単なアルペジオを繰り返すだけの簡素なアレンジですがストリングス(バイオリンとチェロ)とかビブラフォン(でっけー鉄琴みたいなやつ)を入れたりしてオーケストラっぽくなっています。今まで以上に熱のこもった歌詞ともうまくハマって会心の出来!という実感があり、自分の中でかなり大きなブレイクスルーになったように思います。実際この曲で僕のことを認識してくれた人がいくらか居て、ありがたい事に他者評価の面でも嬉しい気持ちにさせていただきました。


▮テレポートとか

2021年の1月に祖父が他界した報せを受けて急いでその時いた静岡(なんで?)から地元の新潟に帰ります。その時に上越新幹線の車窓から見た微妙なグラデーションの夕焼けに照らされる街並みを見て、「テレポート」という言葉だけスマホにメモしたのを覚えています。最初は~離さんに託す曲にしようと思って膨らませていたのですが、めちゃくちゃ個人的な曲になっちゃったのでやめました。新幹線という乗り物は生まれ育った土地柄電車とかバスより身近だったのもあって自分にとってはちょっと特別で、乗ってる間の俗世間から隔離されてる感覚とか車窓から見る景色の現実味の無さとか気づいたら数百キロも移動していて景色や気候が一変してる感じが毎回おもしろいです。「テレポート」はそういう曲です。

「このまま」のジャケットはそのとき撮った車窓からの風景

アルバムタイトルを直前までずっと「Escape」にしようと思っていてジャケットも何となく考えていたんですが、「もうここまできたら逃避とかそういうのでもないなあ」と思って「Teleport」に変えました。現実から逃避し続けた結果何が現実なのか良く分からなくなっています。僕にとって創作という行為は逃げなのか真っ向勝負なのか、どうなんだろう。どう思いますか?

・・・

なるほど。ありがとうございます。次回の参院選に活かします。

ここらへんからいよいよめちゃくちゃになってきて学校を休学して実家で好き放題するフェーズに入るのですが、海でギターを弾いたり日帰り温泉に行ったりすることを覚えて少しずつ”ずっと自分の中にある漠然とした嫌さ”の処理の仕方が分かってきたようにおもいます。「内側に向いてたフラストレーションが破壊衝動として外側に向くようになった」とキテさんに指摘されたのですが、本当にその通りで『±0』では右手に握った包丁から、そして「トワイライト」では激しく燃え上がる自動車から、全部ぶっ壊してやる!の気持ちが伺えます(こわ)。

ワクチンの2回目接種がちょうど誕生日の前日で、熱に浮かされながら一人で誕生日を迎えるのが嫌すぎて少しでもいい気持になろうと思ってがんばって完成させたのが「トワイライト」です。この曲もかなりシンプルなのですが、シンプルながらもやったことない試みをいくつか取り入れることが出来て気に入っています。ピアノが同じ音を連打するだけのAメロ(かっこいい!)から始まり、ベースとチェロという低音要因が二人も入ってきて(かっこいい!)、スティールパンやシンセサイザーなど次第に楽器が増えて右肩上がりで盛り上がっていくアレンジ(かっこいい!)を経てあっさり終わるの、かっこいいですよね。(かっこいい!)
さっきまで乗っていた車をブチ燃やすという動画にしたのですが、音のループと映像の起伏のバランスが良い感じにとれていて、曲と動画が相互に意味を補足し合う”映像作品”ってこういうことなのか・・・と発見がありました。こういうことを今後も追求していきたいわね。

そういえば何となく「極夜行」「トワイライト」「Quartz」は繋がっているような気がします。明けそうで明けない夜の中を一人きりでどこかへ向かっている感じとか、諦観とそこから立ち上がってくる投げやりな前向きさとか。シリーズにしようと思って作ってたわけでは無いですが、自分から出てくるものをそのまま書いてたら自然と似たような描写に収束しました。純度の高い心象風景なのかも(だとしたらなんて陰湿なんだ)。


▮共鳴とか

ここらへんはもう既にnoteで書いたことと被ってきますが、clubhouseやtwitterスペースのおかげもあって少しずつ同じような活動をしている人たちと知り合うことができ、創作の熱も徐々に取り戻してきました。ツイッターはおしっこbotになっていきます。

人にある程度体重を預けてみよう、という試みでみずみずナマズさんに動画を、とーずさんにミックスとマスタリングを頼んでみたのが「共鳴」です。自分以外の人間の意志が作品に介入してくる感覚がとても面白くて、結果として自分の予想を超えた出来になり、ありがたい事に数字としての評価も今までで一番になりました。ちょうどこのMVを投稿したあたりから即売会などのイベントに参加する機会が増えてきて、直接「良かったです!」と言ってもらえたりもしました。生身の人間に面と向かって褒められる経験が(いちいいずの人格としては)殆ど無かったので嬉しさがオーバーフローして「エ~~~!ワァ!!」みたいなちいかわの返事しか出来なかったです。この場を借りて改めて感謝させていただきます。ウラ!
「北上」もそうでしたが、あの人と一緒に何か作りたい!と思うのはそれだけでかなり創作のモチベーションになるな~と当然のことながら気づかされました。今後もいろんな人にダル絡みをしていきたいと思っています(ただ人とやるとなると納期という概念が発生しやすく、自分はそういう管理能力が終わっているのでそこだけ気を付けたい)。

アルバムに収録する曲をある程度決めてからもう一息かな~と思って作ったのが「昼間飛行」とインタールードの「観測」です。本当に何も成してないなぁと思いながら爆裂に昼寝して書いた「昼間飛行」は今まで以上のシンプルな編成で、ピアノ弾き語りになっていて、これはアンジェラアキと一緒です。歌詞と歌メロを最初に考えてそれに伴奏を合わせるみたいな変則的な作り方をしているので拍子やコードは他の曲と比べると少し複雑になっています。今まで知識が無すぎて単純なものしか作れなかったですが、この曲で有機的にやってみる新しい試みが出来て良かったです。新しい事はどんどんやっていくべきですね。こんなんなんぼあってもいいですからね。


▮アルバムのこと

曲が出揃ってもまだCDはできません。曲ごとの音量や音質の差を整えるマスタリングという作業や歌詞カード、ジャケットの作成が必要です。僕はこれをとりあえず無いものとしていた為に、そして静岡の親戚の家に滞在して犬を撫でまわしていた為に本当に時間的にヤバいところまでいきました。
ミックスとかマスタリングは作曲編曲とは違ってエンジニアリングの分野なので感覚では太刀打ちできず、僕がやると新宿駅くらい滅茶苦茶になります。せっかく物理CDを作って売るので信頼できる人に助けてもらおうとミックスのアドバイスをappyさんに、アルバムマスタリングをとーずさんにお願いさせて頂きました。
元々とーずさんは普通に曲とツイートのファンだったんですが去年の夏ごろからいろいろあって距離が縮まっていってその流れでappyさんやその周辺のボカロPの方々とも仲良くさせていただくようになりました(オモコロの話などをしていた)。「あ、おれみたいな創作との向き合い方をしてるボカロPは俺だけじゃないのか」ってなりました。

appyさんにはデモ音源を送って「ボーカルのこの周波数帯を上げるといいよ」とか「ここはリバーブ深くかけてもいいかも」みたいなアドバイスしてもらいました(アレンジ面も)。ミックスでは主にイコライザーとかコンプレッサーというものを使って音を整えて、ディレイとかリバーブというもので演出していく(雰囲気)のですが、僕はこれがさっぱりで普段はもう暗闇を手探りで進むようにやっているので的確な助言を貰えたことでかなり道筋が照らされました。「共鳴」以外は全曲このミキシングを見直している(一部楽器の音自体も良くなっている)ので動画で聴ける音源よりも随分と調子良いはずです。


さて、ミキシングよりも分かってないのがとーずさんにお願いしたマスタリングで、そもそも何なのかも良く分かってません。音量とか帯域のバランスを整えて他の曲と一緒に聴いてもちょうど良くなるようにするみたいな感じ?だとおもいます。ここら辺は本当のマジで滅茶苦茶なので僕のつくったそのままだったらCDを再生した瞬間に間違いなく叩き割られてたと思いますが、とーずさんの丁寧な仕事のおかげでどこで再生しても何で再生しても良い感じに聴こえるように調整されています。つまり本当にお二人には感謝というわけです・・・。


▮これからのこと

アルバムに収録した曲について何となく書いてみましたが、自分語りが下手すぎて歌詞の背景とか中身のある話があんまりできませんでした。あとは感じてください。まあとにかく、ひとまずこうしてCDという形に出来たことが本当に嬉しいし、このアルバムが机の上にあるだけで生きる!と思えます。その上このCDを在庫の残数が気になるくらいに予想を超える多くの人に買ってもらえたことが本当に真っ直ぐに嬉しいです。本当にありがとうございます。

僕は音楽(聴覚芸術)も視覚芸術も全部好きでなんでもかんでも自分で作ってみたいし、特に音楽と絵に関してはもっともっと良いものを作りたいと強く思っています。このアルバムで僕の今まで(2022年の7月)の活動を一旦総括して清算できたことで、これからの創作活動に心機一転まっさらな気持ちで取り掛かれるような気がしています。いちいいず一期が最終回(TVアニメいちいいず! 12話「いちいいず!」)を迎えて、これから二期(TVアニメ いちいいず!!)が始まる感じです。
どうしてか現実世界がめちゃくちゃになっているので、その反動という意味でも今まで以上にギアを上げてやりたい事を一つ一つ実現させていきたいです。自分歌唱のアルバムを作ったり他の人に曲を提供したり動画をもっとつくったり本とかつくったり!もう既にいくつも曲や動画が上がる予定が年末までにかけてありますので、楽しみにしていただけたらと思います・・・!


8000字近く書いちゃいました!まだ見てるか!?おい!!
最後に改めてアルバム「Teleport」の製作に力をお貸し頂いたみなさん、購入して聴いていただいたみなさん、僕のキショいツイッターアカウントをリムらずにいてくれるみなさんに、多大なる感謝を申し上げます。お陰様で深夜にシャドーボクシングをするくらい元気です。
そしてもし良ければアルバムや曲の感想をどんな形でもいいので教えていただけると嬉しいです!全然否定的な意見でもいいので(泣くけど)!
今後もどうかひとつよろしくお願い致します。ツイートに耐え切れなくなったらフォロー外してください。

外さないでください。


ここで一句