締切までの日数があるほど筆が早くなる

午前から原宿で取材。

テンション爆アゲなコンセプトレストランで、見所がたくさんある現場だ。取材時間が1時間しかなかったので、カメラマンとレストランを終始駆けずりまわりながら撮影と取材をこなした。

ほとんど息切れをしながら、取材先を後にする。コンセプトレストランは言わずもがなコンセプトが固められているので原稿が書きやすい。あとはいかに臨場感を伝えるかだ。


早速、取材の原稿の構成に手をつけたかったので、空いていそうなカフェを探す。少し小道に入った「MIZUcafé」に初めて来店する。

清潔でこ洒落た店内は、駅近とは思えないほど空いていた。日替わりパスタもセットのサラダも繊細で優しい味。頭の中で「原宿の穴場カフェ」に登録する。


最近気付いたことなのだが、私は締め切りまでの日数に余裕があればあるほど、腰が軽く、筆が早くなる特性を持っているらしい。

そのためには、スピードダッシュをいかに早く切るかが重要で、身軽に動き出せるように、小さな作業から始めることが大切なのだ。

メモ起こし→素材をまとめる→構成を立てる→写真を選定→リードを書く→全体の原稿を書いていく。という具合で。(この順序はもちろんメディアによって異なる。この流れを自分の中でシステム化できたら本当にそのメディアの原稿執筆はラクになる)

そして、締め切りを前倒しして納品できたときちょっと自分のことを好きになれる。このところ私はそういう風に自尊心を保っている。


とはいえ、午前に起きたから、眠い。

眠気覚しに古着屋を巡ることにした。

KINJIで40発くらいくしゃみをしたりしながら、色々な古着屋を回る。表参道の方まで歩いていた最中に入った「SLOW」がかなりツボだった。

私は、一見シンプルで上品だけど、ほかであまり見ない変わったシルエットやデザインの洋服が大好きだ。そんな好みにぴったりの洋服や小物がずらりと静かに並んでいた。興奮して小声で感嘆を漏らしながら、店内を見て回る。

ヴィンテージ物の洋服たちは、ストーリーを持っていて、そこに在るだけで想像を掻き立てられる。SFにラブストーリー、歴史ものに、ヒューマン…一着一着が物語を語っている。

「また来ます」とつぶやいて店を出る。また来よう。


その後、たまたま入った店が友達が勧めていたランジェリーショップ「il Felino」だった。フワトロで可愛くてエロくて愛でたくなった。たまらん。

「いつか誰かに買ってもらいに来ます」とつぶやいて店を出る。

原宿は小道に迷い込むほど、面白くなる街だな。

帰宅後、少し原稿を進めて就寝。


いちじく舞

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いちじく舞

会社員4年生活からいきなりフリーライターに転身してみた

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