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ルーブルでわかった!バンドデシネはマンガとどう違うのか?

日本のマンガ家の一部の人がしばしば「毎週マンガを連載するなんて無茶なことをやってるのは日本だけだ」というようなことを言っているのを聞く。まあ、僕は商業誌に載っているような絵を描くことはまったくできないので、1ページ描くだけでも凄いと思ってしまうのだが、週刊連載をしている漫画家の人たちはそれを毎週10ページとか描いてしまうのだからたしかに凄い。

さて、最近、六本木ヒルズの森美術館に、「ルーブルナンバー9」という展示会を見に行ってきた。このルーブルというのは言うまでもなくあのルーブル美術館で、ナンバー9というのはルーブルの9番目の芸術という意味だ。ルーブルの美術品と言えば4彫刻、絵画などさまざまなものがあるわけだが、さて、そのナンバー9は何か?というと「バンドデシネ」だという。

バンドデシネというのはフランス発のマンガとも言えるものだ。コマ割をして物語を展開するという手法はフランス人が発明したものなのだという。それは驚きだ。そして、その技法をベースにバンドデシネと名付けられた芸術が発達したというわけだ。

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