オーストラリアの山火事、原因

今日の記事はこちら↓

別のBBCの記事のニュース、

https://www.bbc.com/japanese/video-50969978

山火事が起こったのかを説明しているのだけれど、見た感じ、動画しかなかったので、要点だけ書いておきます。

インド洋ダイポール現象という現象が春(日本とオーストラリアとでは季節が逆なので、日本でいう秋のシーズン、10,11月のことです。)起きました。

この現象は、インド洋(インド洋の西はアフリカ大陸、東はオーストラリア、北はインドですね。)の西側に温かい海水が集まる、東側に冷たい水が集まる現象です。

雨、というのは、つまるところ海水をはじめとする地表の水が蒸発し、空気中で冷えて水滴ないし氷となって凝集し、重さに耐えきれなくなったときに降下する水のことです。

インド洋ダイポール現象が起こると、アフリカ側の海水が蒸発しやすく、雨になりやすくなる、(現にアフリカでは昨年、稀に見る大雨により洪水が起きています。)またオーストラリア側は雨が降りにくくなります。

そうなると当然オーストラリアの地表は通常よりも乾燥します。今、夏となったオーストラリアでは、猛暑です。、その乾燥、猛暑、といった条件がそろった中で、森林で葉っぱがこすれて静電気が起きたり、雷が落ちたりすれば、火災が起き、また燃え広がりやすくなります。今回の大火災はこれらの一連の要因によるものであるといわれています。

連日ニュースでは48度をこえるオーストラリアの様子、また多くの動物が犠牲になったということ、コアラ、カンガルーといった動物が保護される様子が報道されています。

女性が裸になるといったチャリティーの様子や、著名人の募金活動も広まっています。

コアラの主食であり、オーストラリアの森林の大半を占めているユーカリの木は、火に耐性があるらしいです。(全部燃えても、根に栄養が蓄えられていて。その燃え尽きた木の中から新たな芽を出すことができる。)

この話を聞くと、オーストラリアは地球史上このような大火に見舞われたことが多く、その中でユーカリが進化してきたことがうかがえます。

とはいえ、現代には人間がいます、インターネットがあります。全世界の人が力を合わせ、なるべくたくさんの動物の保護をできるといいなと思います。私も、募金活動に参加したいなと思いました。




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