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【高校野球千葉大会の優勝校予想#16】'23春大 準々決勝・準決勝・決勝の振り返り

こんにちは。いちかわきです。

'23春大は決勝まで全日程が終了し、優勝校・関東大会出場校・シード校が全て出揃いました。

$${\begin{array}{c|c|lrcc} 優勝 & Aシード & 専修大松戸 &(※) \\ 準優勝 & & 木更津総合 & (※)\\ ベスト4 & & 習志野 & \\ 〃& & 中央学院 & \\\hline ベスト8 & Bシード & 拓殖大紅陵 & \\ & & 東京学館 & \\ 〃& & 市立船橋 & \\ & & 千葉日大一 & \\\hlineベスト16 & Cシード & 千葉学芸 & \\& & 幕張総合 & \\& & 志学館 & \\& & 千葉黎明 & \\〃& & 市立銚子 & \\& & 千葉北 & \\& & 西武台千葉 & \\& & 翔凛 & \\ \end{array}}$$

(※)春季関東大会に出場

専修大松戸が秋春連覇を果たしました!!
ファンとしては喜ばしい限りです。関東大会も夏大もこのまま突き進んでほしいですね。

前記事(#15)は準々決勝の中間予想を立てたところで終わっていましたので、今回はそれ以降の試合について触れていきます。

準々決勝以降の日程が詰まっていたので決勝までまとめた形の投稿となってしまいましたが、どうぞ最後までご覧ください。


準々決勝

Aシード獲得を懸けた準々決勝では、

 市立船橋 ー 習志野  
拓殖大紅陵 ー 専修大松戸
 東京学館 ー 木更津総合
千葉日大一 ー 中央学院 

の4試合が行われました。そして前記事では、勝利する4チームを

  • 72.1%:市立船橋

  • 79.3%:専修大松戸

  • 77.9%:木更津総合

  • 82.4%:中央学院

と予想していました。結果は次の通りです。

 市立船橋 3ー4 習志野   (27.9%)
拓殖大紅陵 4ー5 専修大松戸 (79.3%)
 東京学館 1ー2 木更津総合 (77.9%)
千葉日大一 3ー9 中央学院  (82.4%)

平均的中率:66.9%
本命予想との一致率:3/4

「市立船橋ー習志野」の試合だけ予想が外れてしまいました。'22の公式戦は春・夏・秋全てで市立船橋習志野よりも上位の成績を残しており、その影響でレート的には市立船橋が優勢という予想になっていました。

今回の準々決勝では9回表に市立船橋が3点ビハインドから同点に追いつくも、9回裏に習志野がサヨナラ勝ちを収めました。

習志野のAシード獲得はセンバツ準優勝・春夏連続甲子園出場を果たした'19以来となります。現・早稲田大の飯塚脩人投手がエースを務めた世代ですね。


準決勝の中間予想(後付け)

関東大会出場を懸けた準決勝は

  習志野 ー 専修大松戸
木更津総合 ー 中央学院 

という組み合わせになり、準々決勝までの試合結果を反映した中間予想は次のようになりました。(投稿日の時点で既に試合は終わっているので後付け予想の形になってしまっていますが、折角なので提示します)

準決勝以降の中間予想


勝利予想

  • 28.3%:習志野

  • 71.7%:専修大松戸

  • 76.3%:木更津総合

  • 23.7%:中央学院

太字チーム名:実際の勝利チーム)

専修大松戸木更津総合がそれぞれ勝利したのでシミュレーション通りとなりました。

この準決勝は現地で観戦しました。
実は昨年の'22春3回戦「専修大松戸ー習志野」の試合も現地で観戦しており、習志野相手に1-8のコールド負けを喫していたので今回の勝利は非常に嬉しかったです。

今回の結果自体は8-0のコールド勝ちでしたが、習志野には寺内大翔選手、栗山護一選手、成田悠真選手といった昨年からのメンバーが多く残っており、観ていて非常に怖い相手でした。

特に鈴木海偉選手には昨年の試合で3ランHRを打たれており、彼が打席に立つたびにその時の光景がフラッシュバックしてきましたね...

第2試合の「木更津総合ー中央学院」の試合も観戦しましたが、こちらは投手戦となり、2-1で木更津総合が勝利しました。

私としては、大好きなチャンステーマである中央学院の『シダックスファイヤー』を生で聞けたのが最高でした!!


決勝の中間予想(後付け)

決勝のカードは「専修大松戸ー木更津総合」に決定し、秋の再戦となりました。準決勝までの結果を反映させて決勝の勝敗を予想したところ、次のようになりました。

決勝戦の中間予想

勝敗予想:

専修大松戸:57.6%
木更津総合:42.4%

僅差と言える範疇かと思います。レートの計算に使用している'15以降の直接対決では、

'15夏 準決勝
専修大松戸  3-1  木更津総合
'15秋 準決勝
専修大松戸  0-1  木更津総合
'16夏 5回戦
専修大松戸  3-4  木更津総合
'19春 準決勝
専修大松戸  8-1  木更津総合
'20夏 決勝
専修大松戸  1-2  木更津総合
'21夏 決勝
専修大松戸 10-6  木更津総合
'22夏 準決勝
専修大松戸  5-6  木更津総合
'22秋 準々決勝
専修大松戸  7-2  木更津総合

という具合に勝ったり負けたりを繰り返しています。

木更津総合は「過去10年間の夏大で専修大松戸・習志野・市立船橋以外のチームに負けたことがない」という凄まじい実績がありますから、「木更津総合相手に勝ったり負けたり出来る実力」というだけでも一種のステータスと言えるかもしれません。

さて今回の結果は、秋に続いて専修大松戸の勝利となりました。そしてスコアはなんと10-0でした!!

専修大松戸はセンバツ帰り故に調整の難しさがあったのか、大会序盤の市立松戸戦、千葉学芸戦あたりは攻撃に苦労していた印象でした。しかし勝ち上がるにつれて得点力が増していき、特に準決勝・決勝の2試合は計15イニングで18得点と盤石の強さを発揮していました。

千葉県勢の関東大会の初戦は以下に決まりました。

専修大松戸(千葉1位)ー 浦和学院(埼玉2位) 
木更津総合(千葉2位)ー 慶應義塾(神奈川1位)

専松はいきなり全国区の強豪が相手ですが、関東でも力を発揮してほしいですね。

木更津総合は複数の投手を駆使して千葉大会の決勝まで勝ち進みましたが、関東屈指の強力打線を持つ慶應義塾にどのような対応を見せるか楽しみです。


次回は春大の総括として、予想に対する精度の確認と考察を行います。

ここまでご覧いただきありがとうございました!!

あとがき
今年も「千葉1位ー埼玉2位」が初戦なんですね。昨年の「市立船橋ー山村学園」のことは一旦忘れようと思います・・・


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