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コーデNo.5~8『黒タイトスカート編』

毎年恒例の『着回しチャレンジ着回し部!』2022' Summer 開催中でございます。総勢34名+1歳児1名+イケオジ1名(増えた)で、44(よんよん)セレクトアイテムを掛け合わせた16コーデを着回す2週間。部長のコーデを中心にレポートいたします。

前回の振り返り

カーキパンツをトップス4種類で着回し。「やっぱりぃー自分はぁーシンプルが好きっす!」ということを改めて理解。デザイン性のあるブラウスより、The タンクトップの方がコーディネートしやすかったです。

今回のボトムスはスカート。どこにでもありそうなシンプルなブラックのタイトスカートですが、さてどうなったか。今回もアツく語ります!


ただただ着てみる

まずは "ただ着た" 状態でパチリ。黒のタイトスカートに組み合わせるトップスは前回同様で、合計4コーデを作ります。

おや?意外と?

カーキパンツよりは、『なんとなーくどうにかなってる感』がUp⤴。黒タイトスカートというベーシック界の大御所、恐るべしです。困った時の1枚としていかがでしょうか。


スタイリングする

とは言え、やはり着ただけでは心許ないですね。しっかり自分好みにスタイリングしていきましょう。目指すは★3つ。

一者四様

担当ヘアスタイリストさんがInstagramリールを見てくれていて、「あれ、いいじゃん。可愛いよ。」「でも、髪がぺったりしてるのが気になっちゃう。」「やっぱ俺プロだからさ、そこ目がいっちゃうのよ。」とダメ出しをいただきました。

確かに!つって色々変えてみましたが、写真だとぺったりしちゃうんだよ~(言い訳)。では、各コーデのビフォーアフターを見ていきましょう。


No.5 黒ノースリーブ✕黒タイトスカート

このタイトスカートはリネン素材。前スリットなので足さばき良し、大きなポケットやファスナーがあり、カジュアルにも履けるお品。1つ目は、ブラック✕ブラックのオールブラックコーデです。

そのまま着るとメリハリが全くないですね。とは言え、そもそもメリハリが無い体系なので、トップスを完全インするのはご法度です。胸が大きかったりウエストがキュッとしまっている方は、堂々とインしてください。わたしの場合、逆に下っ腹を目立たせて終わるという。何のためのインなのか。インには慎重にならざるを得ません。

真夏のオールブラックコーデは、いかに暑苦しさを払拭するかが勝負です。肌の露出率を高める&白っぽい小物を小さい範囲で入れるとGood。写真では隠れていますが、ハラコのクラッチバッグに白が入っています。

白い小物と言えば真っ先に『パール』を思いつきますが、上下黒にパールだと冠婚葬祭ですか?となりますので気を付けます。パールの代わりに『シルバー』で白っぽさを代用します。肌が灼けている方はゴールドも素敵ですが、灼けてないし、シルバーが気分でした。

余談:この「〇〇が気分♬」って雑誌でよく見かける文言ですが、「どういう気分じゃい!」とか思っていた時期があります。でも、わかるようになりました。気分に合っているもの選べるって素敵やん。

リングはあれこれ考えずに、割とサクッと選びます。女性らしいフェミニンな感じが苦手なので、華奢なリング+ゴツっと感があるリングを組み合わせることが多いです。

完成~
完成~

コーデNo.5 黒ノースリーブ✕黒タイトスカート
しっくり度★★★
ドキドキ度★★
また着る度★★


No.6 白フレンチスリーブ✕黒タイトスカート

モノトーンってすごいですね。ただ着ただけのビフォーでも意外と大丈夫でした。アフターと比べても、着こなし自体はほぼ一緒です。困ったらモノトーン、覚えておきます。

ほぼ変化無し

ある意味「変わるのか?」という不安感がビフォーに表れています。足の指がぴんっとなっているのは緊張している証拠。ははは。

カーキパンツ編でも履きまくっている黒のストラップサンダルが、この夏大活躍しております。オーストラリアのフットウェアブランドTONY BIANCOさんの今期もので、スクエアトゥになっているところがお気に入り。この手のサンダルはどんなコーデにも合うし、ちょうどいい塩梅の女っぽさ(フェミニンではなく)を足してくれるので、とても重宝します。

ヒールは6㎝強でそれほど高くないですが、やはり、あるのとないのとじゃ足の長さが違いますね。ビフォーとアフターを比べると、スカートの丈感が断然バランスよくなりました。

差し色を靴に持ってくるパターンもありですが、座ると足元って見えないんですよね、当たり前ですが。そうすると、せっかくのカラーバランスが効果無しということに(もったいない!)。その点バッグだと、なんとな~く目につくところに置くこともできるので(椅子に掛けたり膝上に置いたり)、足元より持続性が高いのです。サスティナブルなのです(使い方間違ってる)。

振り返ってみて初めて、"なんとな~くオシャレ" を大事にしている、わたしなりの拘りがあるなと思いました。

完成~

No.6 白カットソー✕黒タイトスカート
しっくり度★★★
ドキドキ度★
また着る度★★★


No.7 カーキノースリーブ✕黒タイトスカート

黒とカーキは鉄板と言われている組み合わせ。どんな服でも黒とカーキならそこそこオシャレになっちゃうゴールデンペアです。しかし、重大な点に気付きました。

カウカウっぽいポージング

カーキ✕ブラックよりブラック✕カーキの方がいい感じに仕上がる。この違い、おわかりでしょうか。同じカーキ&ブラックでも、トップスブラック✕ボトムスカーキ(コーデNo1,No2参照)の方がわたし的にGoodでした。

何故ならば、カーキをアラフィフの顔まわりに持ってくるのはけっこうな危険行為だったからです。くすみと野暮ったさは仲良しですので、この2つは離すべし。近づけるならば、顔のくすみに何らかの対策をしないといけません。

髪をまとめて、頭全体としての面積を縮小化。ゴールドのネックレスを重ねづけして、顔にはない輝きをプラス。数年前なら迷わずビッグフープ(イヤリング)を付けるところですが、ちょっと今っぽくないので除外。小ぶりの丸ゴールドにしましたが、もうひと輝きほしかったかも。

写真では伝わりにくいですが、わたしにしてはけっこうしっかり目にオレンジメイクしております。バッグのスカーフ柄とリンクさせましたが、くすみに負けてますね。

スニーカーはコンバース一択。ハイテクスニーカーは持っていません。あれ系は、履く人を非常に選ぶアイテムだと思います。このコンバースはメイドインジャパンのもので、赤いラインが入っていません。たった数ミリの赤ですが、あれ入っているともっとカジュアルに寄っちゃうんですよね。真っ白だと物足りないけど赤は要らない、そんなわたしには神スニーカーです。

ちなみに、オシャレする上で「無難」という言葉はネガティブワードになりがちですが、わたしはぜんぜんいいと思います。むしろ、無難位がちょうどいいんではないかと。一生懸命やればやるほど、チグハグしたコーディネートになりやすいので。

完成~

No.7【カーキノースリーブ✕黒タイトスカート】
しっくり度★★★
ドキドキ度★
また着る度★★★


No.8 水色ブラウス✕黒タイトスカート

出ましたー天敵、袖フレアーブラウス!もう天敵認定してしまったわけですが(笑)、これはもうスタイリングする前から「こうなるだろうな~」と予想がつきました。

やっぱりね

悪くないです。決して悪くはないのです。普通に綺麗なお姉さん風(言いたいことはわかりますが、ぐっと胸の中にしまっておいてください)。

何が気に食わないのか分析しました。まず、トップスのインですよ。これですよ、これ。わたしが口を酸っぱくして言い続けている、インの失敗パターンです。

捲り上げて自律的に止まってくれる素材では無いので、リアルにインするしかありません。結果、下っ腹のラインがもろに出てしまい、かつ、尻・腿にかけての面積もどーんと広がって、下半身を強調しまくっています。ビフォーの方が、下半身ほっそりに見えませんか?

全部インしたら?も、もちろん試しています。でも、前から見た時、胸から尻にかけてのラインがほぼ一直線になり(一言で言えばくびれが無い)、子供みたいになるんですよ。さらに、横から見たラインは目を逸らしたくなります。胸より下腹が減っこんでいる、あるいは、胸と下腹が同じ位出っ張っているなら自信をもってオールインしてください。胸より下腹が出ている場合は、よーく考えてみましょう。360度満足したいのか、否か。

果たして、この試合勝てる日がくるのか。袖フレアーブラウスとの戦いは、残り2試合…。(完全にこのトップスだけ違う扱いになっているのが草)

完成だけど~

しっくり度★
ドキドキ度★
また着る度★


まとめ

モノトーンコーデは強いなーと思いました。真っ黒でも、真っ白でも、どう転んでも大丈夫な心強さがあります。天敵のフレアーブラウスも、例えば黒だったら、こんなに苦戦していないと思います。

もっと大人になったら、ピンクでもパープルでも何を着ても(自分の中で)許容できる精神性に育っていると思いますが、40~50代のオシャレって、多くの方にとって悩ましい時期なのではないでしょうか。

よく「着たいもの着ればいい」って言いますが、そうは言うてもって思いますよね。実際わたしも「着たいもの着ればいい」って思っていますが、それはある意味「突き放し」でもあり。等身大のスタイリング術、引き続きお楽しみいただけますと幸いです。


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