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退職後の答え合わせ②:健康保険

30年以上勤めていた会社を退職して約1年。
今回は退職直後の健康保険と翌年の健康保険の
私の選択結果について「答え合わせ」してみたいと思います。


▽退職直後は「健康保険任意継続」を選択

国民健康保険に加入するか退職前の健康保険を任意継続するか
どちらがよいか迷う方も多いかと思います。

1年前の私は
居住している市が提供している「国民健康保険税の試算表」で
実際に試算し「軽減や減免」の適用の有無も確認して
退職前の健康保険を任意継続する選択をしました。

そして任意継続の保険料を
1年前納にしたことにより前納割引が適用されて
9月~来年3月分までの10ヶ月分の保険料は
国民健康保険に加入するよりも
Totalで50,000円ほど少なくすみました。


▽退職翌年は「国民健康保険」を選択

1年前のnoteには下記のように書いていました。

2022年1月から健康保険法が一部改正・施行されて
健康保険任意継続の2年縛りがなくなり
所定の申出手続きをして受理されれば、受理された日の属する月の
翌月1日で資格喪失となり国民健康保険にきりかえることができるので、
来年確定申告をして2022年の所得が確認出来たら
国民健康保険に入る予定です。

今年の2月 

退職前の健康保険組合から令和5年度の保険料納付に
ついてのお知らせが届きました。

退職前の4月、5月、6月の報酬月額の平均額をもとに
算出された保険料は1年分前納して割引が適用されても
50万円以上!

健康保険も住民税も前年の収入に対して計算されるので
退職翌年はその支払いが大変!
と皆さんおっしゃいますが確かに厳しい金額です。

そして3月

退職前の健康保険組合からの案内には
前納割引を適用するには3月31日までの着金が必要と
書かれているのですが

この時期にはまだ居住している市の
「令和5年の保険税の決め方」は発信されているものの
「国民健康保険税の試算表」は提供されておらず・・・

令和4年の確定申告した所得金額と
「令和4年用の国民健康保険税の試算表」を使用して
概算額を試算しました。

令和5年の方が所得割額を計算する税率が上がるので
その分多めに見積もっても国民健康保険にきりかえた方が
保険料が少なくすみそうだったので見切り発車で

任意継続の資格喪失手続きをしました。
*退職前の健康保険組合と国民健康保険の補償内容に
 大きな差がなかったので私は保険料の金額で判断しました。

そして4月

国民健康保険の加入手続きをしました。

ただ私が居住している市では加入手続き時に
保険料の口座振替手続きをしなくてはいけないのに
「保険料の金額は7月中旬に発送される
 納税通知書で確認してください」とすげないお言葉。

任意継続を続けた方がよかったのか
国民健康保険に加入した方がよかったのか
その答え合わせは7月までお預けとなりました。

見切り発車の選択の結果は!

私は8月末で退職して令和4年の収入が少なかったので
令和4年の収入で保険料が計算される
国民健康保険の方が約9万9千円少なくてすみました。


▼退職後の答え合わせ②:健康保険

国民健康保険に加入するか退職前の健康保険を任意継続するか
退職の手続きをする際に
「居住している市の保険料を確認して判断してください」
と説明を受けると思いますが
確認したり切り替えの手続きが面倒に思えて
2年間任意継続を選択される方も多いのではないかと思います。

私は退職翌年の健康保険や住民税のことを考えつつ
中途半端と思える月に退職しました。

そして健康保険については
退職前の健康保険組合と国民健康保険の補償内容の違い
保険料の違いを確認して年度単位で切り替える判断をしました。

その結果手間はかかったかもしれませんが
2年間で約15万円の支出を減らすことが出来ました。

これはあくまで私の場合の結果なので
条件が異なれば任意継続を2年続けた方がよい方
退職直後から国民健康保険にした方がよい方
それぞれいらっしゃると思います。

手間をとるかお金を取るか補償内容をとるか
人によって優先順位も違うと思います。

確認方法や考え方の一例として参考にしていただき
皆様がご自分に合った方法を選択していただければ幸いです。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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