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【一関価値創造若者協議会 参加団体代表者インタビュー】Φterase / Next IWATE 上野裕太郎 編

リード文

経歴

一関市出身、宮古市育ち。
2018年度から在籍している 一関工業高等専門学校 では化学を専攻し、学会受賞を始めとした多数の成果を残している。入学直後から学生会役員を務め、2021年度には学生会長として学生会改革を打ち出した。学生の自己実現を全面的に支援する「コブシプロジェクト」をはじめとした多数の新規事業を立ち上げるとともに、慢性的な役員不足や活動の衰退が続いていた学生会を立て直した。
2022年4月、学生団体「φterase」を創設。同11月には、一関市の若者団体で構成される「一関価値創造若者協議会」の創設に中心メンバーとして参画し、同団体初代会長に就任。また、2023年1月には「Next IWATE」を開業し、地域課題を解決する事業を展開。コミュニケーション力を武器に多方面で頭角を現している。
将来の夢は政治家になること。

- 2023年5月17日追記
2023年5月1日付で「いわて学生コミュニティ」の顧問に就任。

Φterase代表,活動の背景に迫る

ー 上野代表といえば「政治家」になるのが夢、ということですが、その背景にはどんな思いがあるのでしょうか?

自分も含め、若者が挑戦したと思ったときにできる環境を作りたい。もともと、自分も含 め、今の日本は若者に全然優しくないなというのは思っていたので。 複数の学生にが「挑戦したいけど最初の一歩を踏み出すのが怖く躊躇する」という相談を されて、同時に周囲からは「自分から声をあげられないやつに何ができるのか」と。 確かにそうかもしれなけど、自分は運よく周囲の方々や環境に恵まれているからこそ挑 戦することができています。 つまり、支援する仕組み、何よりも相談できる環境を明確にさえすれば、挑戦する学生は 沢山いるんじゃないかって思うんです。コブシプロジェクト(※1)のような若者がチャレンジできる仕組みを、一関で創ること で地域との関わり合いが生まれる。 いずれは、我々のように、魅力を感じ、一関市に住みたいと考える学生が絶対に生まれて きます。

※1 コブシプロジェクト:上野代表が一関高専の学生会で創設した枠組み。学生の挑戦したいことに投資をし、 学生会で資金面などの手厚いサポートを行う。

ー そんな上野代表ですが、幼少期はどんな人間でしたか?

幼少期は特に何もしてないね。真面目な性格で、生徒会長などもしていたが今のように 派手なことはしなかったです。生徒会長っていっても小学校8人くらいだったし。 変わったのはコロナからですね。劇的に変わった。 沿革授業で時間が増え、時間が余ったとき、過去を振り返って自分は何もしてなかった んだなって思ったんです。何もしない人生。何か有意義なことをしようと思って1つの 資格を取った。それがスイーツですね。それで頑張れば意外と何でもできるんじゃない かって思って。それでたまたま入っていた学生会を頑張ろうと決意して、会長になってコブシプロジェ クト始め学生会改革をしたんです。

ー Φterase を設立するに至った理由をお聞きします。

おととしの 11 月、長岡にいったんです。盛んな学生活動、起業を始めとする学生たち の活動。長岡は市と一体になってやっているけど、一関は何もないと思って。 その時、創設したばかりのコブシプロジェクト(※1)に応募が殺到してたのでいろん なことに挑戦してみたい学生がたくさんいることはわかってたから。 あと、自分自身も含め、面白いことをしたい。自分もみんなも挑戦したい人をてサポー トしていきたいと思ったのが、Φterase を設立した理由です。

ー 上野代表は「スイーツ」[TOLIC」「起業」「勉学」と多方面で活躍されているようですが,その原動力はどこから湧いてくるのでしょうか?

これはよく聞かれる質問ですね。一言で言うと、楽しいからです。「周りの人を巻き込 んで、一体となり、挑戦していくのが最高に楽しい。」これが原動力です。

Φteraseのこれからについて

ー そんな「Φterase」ですが、今後どこに向かって歩んでいくのでしょうか?

まず、少しでも学生に地域をわかってもらいたいです。だから、「楽しいと思える一関 を作り上げる。学生が挑戦する踏み台にする。学生が楽しいと思える踏み台にしていく。」 これは変わらないです。 具体的には、放課後に学生がに集まれる場所を作ろうと思ってます。一関には放課後集 まれる場所がないんです。だからアイデアを創造されない。ここで、学生の皆さんの柔 軟な思考で楽しくアイデアを生み出していってもらいたい。少しでも若者の「楽しい」を創れたたいいなと思います。

代表として思うこと

ー 協議会の代表としては何かありますか?

まず、体制を整えたい。長期的なスパンで自分以外の人が会長になっても回り続けるよ うな環境を作ることが初代会長としての務めだと思います。 将来的には地域の人にしってもらい、行政へも働きかけ、若者が楽しいと思える環境を 若者団体で作り上げるのが目標です。

ー あなたにとって一関とは。

一関とは、故郷であり、原点です。やっぱり、自分自身を育んでくれる場所っていうか。 一関の人は優しいので、みんな後押ししてくれる。一関の人たちが楽しいと思える環境 を作り、若者と大人が世代関係なく、活躍してもらうことで恩返しをしていきたいと思います。

インタビュアー:東 崚惺



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