LIVE OUR LIFE TOURのこと。

LIVE OUR LIFE TOURがはじまります。
名前のとおり「みんなのツアー」にしたいと考えています。


「LIVE YOUR LIFE」というアルバムは
10年という長い時間をかけて築いていったメンバーとの関係やバンドっていうものへの気持ち
年齢を重ねて変化していった自分の環境や感情に真摯に向き合った内容になりました。


2007年に岸田教団&THE明星ロケッツとしてステージに経ってから10年が経つんだけど、はじまってすぐは、ichigoとして活動する自分のことをまるで他人のように思う日々がつづきました。

はじめて赤坂BLITZでワンマンした時も
CDがランクインしたりしても
うれしいけれど、自分のことのように喜ぶ感情も責任も本当には持ててなかった。

それまでやっていたような、友達と組んだバンドではなかったし
そこにいるのが自分でなくてもいいような気がしてたんだと思う。
さびしかったのかなあ。

岸田が覚えているかわかんないんだけど
意見がぶつかって喧嘩みたいになった時に一度だけ「わたしじゃなくてもいいんじゃん!」ってキレたことがあるの。
彼はほら、あんなかんじで、歯に衣着せない物言いなので
レコーディングの時も険悪な空気になることたくさんあるし、うまくフォローしてくれるわけでもないし、ストレスがたまってたのもあったと思う。(それは今でもかわらないけど)

その時に岸田が
「まずichigoさんをボーカルにしようって考えて、そこからのバランスで他のメンバーにも声をかけてて、ichigoさんを生かすための曲をかいているのに、そんなわけがないでしょう!」って言ったの。
(人間性を不問にして才能のあるやつに声をかけたっていうのはそのあと聞いた)

単純なんだけど、その言葉を聞いて、もうちょっとこのバンドにちゃんと向き合ってみようって考えた(ような気がする)。それが5年目くらいかなーー。
それから少しずつ、自分からバンドに関わっていくことが増えたと思う。

不思議なことにそれくらいからタイアップがいくつも決まったり、イベントを主催したり、アニソンのイベントに出させてもらったりして、「岸田教団のichigo」として過ごす時間がどんどん増えて、いつのまにかメンバーとの距離も縮まっていって(時に遠ざかったりしますが)
「なんだよ、このバンド、すげえ楽しいじゃん。」
って、思うようになっていきました。


取材の時なんかに「ずっとメンバーのこと好きでも嫌いでもなかったけど、最近はちょっと好きになった」という私に、ライターさんが「なんで好きになった?」ってよく聞いてくれるんだけど

『この気持ちはお客さんに育ててもらった。』
って、それ以外に言いようがないの。

みんなすげえいいやつ。
うちを好きだって言ってくれるみんな。
そんないいやつらが、全力で愛してくれる自分たちのことを
結局私自身愛さずにはいられなくなっていったんだよ。

そういう気持ちもあって
新しいアルバムで何をいちばん伝えたいんだろうって考えた時に浮かんだのは
ここまで私と音楽を繋いでくれた周りのひとたちやみんなへの感謝でした。
なんで今までこんな気持ちに気づかなかったんだろう?
って、不思議に思うくらいの
泣きたくなるほどのありがとうだった。

それで私は「LIVE MY LIFE」の歌詞をかくわけだけど
本当はこれまでの恩返しのようなつもりで、聴いてくれるみんなの背中を押すような応援ソングをかこうとしたのに
出来上がったのは「わがままで、甘ったれな私をこれからもよろしくな!」っていう"応援してソング"だった笑

これには岸田も苦笑いだったけど
「まあ仕方ないよね。うまれたときからわがままなオンナがちょっと感謝したくらいで殊勝な態度をとれるわけがない」ってバッサリ言われてぐうの音も出なかったなあ笑


さっきも書いたとおり
わたしはこのバンドを好きになるまえに
周りのひとやみんなのことを好きになって
そのひとたちが愛してくれる自分や自分たちのことを
愛していって救われました。

だから、願わくば
わたしが愛して必要とすることで、君が救われてくれたらいいって思う。
わたしには君が必要で
君がいるからこうやってnoteをかいたり、歌ったりしている。
君がichigoや岸田教団&THE明星ロケッツを愛してくれるなら
そいつらを生かしている自分のことをそれ以上に愛してほしいなって、思っているよ。

だから会いに来て欲しい。
自分が生かしているichigoっていう存在を
岸田教団&THE明星ロケッツの姿を
ちゃんと確認しに来てください。
それはきっと君が生きているってことの証明にもなるから
だから私たちは必死で向き合っていきます。
自分たちのことも、証明したいしね。


「武道館でいつかワンマンする」って
わたしは野音でみんなと約束をしたけど
みんなも「行くよ!」ってわたしに約束したわけだし
これは『僕ら』が実現させていく夢だとわたしはおもっています。

わたしがんばるから
みんなもがんばって応援してね
いっしょに武道館にいこう
そのための「LIVE YOUR LIFE」で
そのための「LIVE OUR LIFE TOUR」だよ。

この夏は多分この10年で見せたことないようなLIVEをするんじゃないかな。
少なくともichigoは初めての感情でいっぱいだから正直どんな自分になるのか想像もつかない。

どんなLIVEをするのか
いいのか、わるいのか、みんなには見届けに来て欲しいなと、思います。
よろしくね。


『LIVE OUR LIFE TOUR』

7月28日梅田クラブクアトロ
7月30日名古屋ELL
8月4.5日TSUTAYA O-EAST
イープラス

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ichigo

岸田教団&THE 明星ロケッツ、JUDGEMENT vocal。作詞。作曲。全ての猫の幸せのために。SanoMozuCompany
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