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#9 真柱様のお声に心を寄せるために、今、できること

昨日(1月16日)は、真柱、中山善司様のお誕生日でありました。

余談ですが、毎年、真柱様のお誕生日の炊事本部の昼食は、真柱様の好物のエビフライが出てきます。

真柱様のお誕生日もありましたので、今回は真柱について考えてみたいと思います。

1.真柱とは

真柱とは、どういうものでしょうか。

『天理教事典』第三版によると、

 このたびハうちをふさめるしんばしら
 はやくいれたい水をすまして
(おふでさき3号56)
と述べられている。「うちをふさめる(治める)しんばしら」という言葉における「しんばしら」は、「真柱」(天理教の統理者)であって、ここには真柱の意義ないし役目の一つが「うちを治める」ことであると示されている。このお歌の「うち」という言葉は、「せかい」という言葉と対照的に用いられるので、ほぼ「天理教信仰者(信者)の集団」という意味である。
       『天理教事典』第三版 p473

と示されている。

つまり、真柱は、天理教の統理者(統一しておさめる人)であり、天理教信仰者の集団を統一しておさめる人のことであると書かれています。

ちなみに、歴代の真柱は、

初代、中山眞之亮様

二代、中山正善様

三代、中山善衛様

四代、中山善司様 ←今の真柱様

となっています。

2.天理教は、何をもとに歩んできたか

天理教が始まってから、今年で184年になります。

その間、何をもとにして歩んできたのでしょうか。

3つの段階があります。

①立教から教祖が身を隠されるまで

立教(天保9年)から、教祖が身を隠される明治20年までは、教祖がお話しくだされ、お話を聞かせてもらえたので、教祖の行動、お言葉を主体として歩まれてきました。

②教祖が身を隠されてから、本席様が出直されるまで

教祖が身を隠された明治20年から、本席様が出直される明治40年までは、本席様を通じて親神様の思召を聞かせていただくことができたので、本席様を通じた親神様の思召を主体として、真柱様はじめ、本部の先生方を中心に歩まれてきました。

③本席様が出直されてから

本席様が出直された明治40年からは、親神様の思召を知ることができなくなってしまったので、真柱様を中心として、歩んでいくこととなります。

諭達などの真柱様からいただくお言葉をもとに、信仰者それぞれが思案し、歩んでいくようになりました。

3.真柱様のお言葉を大切するために

我々信仰者は、真柱様のお言葉をもとに思案し、親神様、教祖に喜んでいただけるように歩んでいかなければいけないと思います。

しかし、今、真柱様は、親神様から御身上をいただいておられます。

本来であれば大祭の神殿講話は、真柱様からお言葉をいただけるはずですが、今は、いただくことができない状況です。

この御身上は、真柱様の個人のことではなく、お道全体に対する、親神様からのメッセージであると感じます。

我々信仰者は、真柱様のお言葉を大切にするために、今、真柱様が御身上でおられることを、親神様のメッセージを受け取り、思案し、実行していくことが大切だと考えます。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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