高山が作家として更に飛躍することを願い創作活動を支援したい!~エッセイ「ガーターベルトの女」の作品化を目指して【113】

妄想家・夢想家無名居士の夢物語の記録です
無名作家高山のエッセイ「ガーターベルトの女」の
映画化芝居化・・・その他いろいろ作品化できればなんでも
なんて途方もない夢を観ています

2019.8.14~高山とトンネル工事現場の近況:素人集団

こんばんは なんてね
最近は夜9時を回ってここに来ることが多いですね
それは段取りが朝からずれてくるからですね
先ほどさとちゃんちのコメントまとめたところ
だから次の作業はここになるということ
このパターンが続いています
それで日記対象となるのはこの2点だけ
これまで「日々」さんにも日記書いてたのに
なぜか書く気力が出てこない
いつか書けるようになると思ってるんですけどね
そしたら無理しないで自然に1万字日記を達成出来るかもしれない
「非日常態勢」ではなく自然に1万字書けるようになりたい
そのための準備期間と思っているのですが・・・

さてさて 高山のところはお盆休一週間ほどらしいです
点検しなければならない現場があるというので
居残り組もあるわけ そして高山ら社員たちも点検に回って
その合間に格闘技の練習 練習の合間に点検かも?
休み明けに開かれる予定なので いわば最終調整
女性陣の二人が参加するのも 考えてみれば稀有のことですよね
当たり前に考えてませんか まったく普通じゃないですよ
何でもありの総合格闘技大会なのですから
女性がエントリーするそれ自体がすごいことだと私は思うのですが
彼女たちの結果がどうなるか そして高山の結果は?
興味があるところです
A子の友達で あとからバイトで働き始めた彼女もその事務能力の高さを買われて社員に登用 そして彼女も格闘技大会に
タイプの違う女性二人 C子の格闘技の評価も高まっていますが
まだ他の現場で知る人は少なくダークホース的存在
A子は前回1回戦突破したけど こちらも黒三角的存在 
とにかく二人の女性とも格段に進化成長しているという
C子も負けず嫌いのようでコツコツ努力するタイプ
A子は天才的能力ですでに抗夫の信頼を得ている
とにかく高山を練習で落としたわけで その実力は確実にアップ
A子に至って優勝すると豪語している
高山はタップをすすめているが
勝ち気なA子はタップしないという
いやいい とにかくすごいなあと感心するばかり

今高山が話し中
雨で山が崩れてきたという
現場ではよくあることで 出来ることは土砂の整理
盆休みで抗夫達は帰省中
女性二人とA子ちゃんのお父さん それから会長の甥っ子
そして残っていた元請けの若い社員とでその処理に当たることに
そこで高山はA子ちゃんに現場を見て自分で仕切るようにと指示
あとから高山は合流 A子ちゃんのお父さんは漁師だが 以前トンネル現場の後向きの仕事をしたことがあるというので助っ人に
恐らく娘が責任者として現場処理することになったので少しは心配もあったのだろうね でも娘は的確に指示を出していたという
高山が同流したときは一応処理が終わっていて あと童づるか検討したという とにかく明るくなるのを待って また崩れそうなところを先に落とす方法を採るだろうということ 抗夫にすればそれは簡単な作業だという
高山も電話で話していたが 今日その処理にあたっていたのはいわば素人集団 よくやるよなあと A子は今回の件でもやはり男並みの抗夫の仕事ができるようになりたいと言ったそうだ 高山から素人集団と言われたことが悔しかったのだろうね ヘルメットに二本線を巻いてるからには抗夫としても一人前に扱われたいという欲 願望がある 常に高い目標を持っている
でも今日のことは彼女にとっていい経験になっただろうね
雨の中の作業 ほんとにお疲れおつかれ

高山は政治的な問題についてのエッセイも多い
音楽や映画 そして当然本や作家の関するエッセイも多い
他にもこだわりは多いが 高山自身が柔術や剣道をやってや関係で
格闘技 プロレスにもこだわりがあるようだ
自身が小説を書くので小説家に対するこだわりもある
最近 映画雑感が多いが
さまざまな音楽についての雑感もよく書いている
次回は「『ゴジラの逆襲』雑感 」 を紹介します

映画『ゴジラ』雑感

2019/06/06
今回は、ゴジラを扱いたいですね。

今は、確か『ゴジラキング・オブ・モンスターズ』と言うハリウッド映画が公開されてると思います。

『ゴジラ』が生まれて六十五年らしいです。

長いですが、それだけ魅力的なんですね。

しかし、『ゴジラ』の歴史はある意味世相を反映してたと思うし、今でもそうだと思いますね。

自分自身『ゴジラ』が子供の頃好きでしたよ。

しかし、僕の好きな『ゴジラ』はカラーの『ゴジラ』でしたね。

ここでの『ゴジラ』は良いゴジラです。

それと、ぬいぐるみ感が出てましたね。

そうして、七十年代の半ばまで『ゴジラ』は作られて、一旦ゴジラの需要が無くなるんですが八十年代の半ばに復活します。

これが、リアルタイムで観た『ゴジラ』でしたが、それほど良いとも思いませんでしたね。

そりゃそうですよ。

高校生位の映画は好きだけど突っぱった人間には、日本の特撮は幼稚に見えましたよ。

しかし、八十年の復活は大きかったと今では思います。

その後、ある程度間を置きながら『ゴジラ』は作られてて、ハリウッドで『GODZILLA』が作られるきっかけにもなったのではです。

この『GODZILLA』は、九十年代バージョンと二千年代バージョンが有りますね。

そうして、またしばらく間が出来て『シン・ゴジラ』が日本で作られます。

この『シン・ゴジラ』が若者を中心に受けて、また『ゴジラ』熱が復活したと思います。

自分自身、『シン・ゴジラ』は正直未消化ですね。

しかし、『ゴジラ』は世相を反映してるとしたら、『シン・ゴジラ』が登場して、我々の旧い世代が未消化になるのは仕方ないんですよね。

それで良いんだと思うんです。

『シン・ゴジラ』の革新性は認めつつも、自分自身は付いて行けなかったと言う事ですね。

芸術や娯楽と言うのは、そういう物ですよ。

常に、新しい世代が作った物が旧い世代を打ち砕き、しかし、旧い世代はまた逆襲すると言う感じですね。

例えば、もう本当の意味で若い世代の音楽に僕は付いて行けません。

そりゃ全くって位駄目なんですが、それを否定はしませんよ。

自分達の頃にYMOが出た時に、旧い世代から子供向けと叩かれますが、YMOの面々は皆生き残り、音楽活動を盛んに行ってます。

それは、YMOが本物だったからで、その他のテクノポップの中には沢山消えて行った物も有りますね。

生き残った人は運とか、もう一つは本物で有るかですね。

そういう長いスパンで見ていけば、面白いですよね。

そういう中で『ゴジラ』ですが、『ゴジラ』の第一作目と言うのは自分自身観てたけどモノクロだったのと、自分自身が求めたゴジラと違ったので途中で観るのを辞めたと思います。

しかし、DVDレンタルにあったのでこの際だから『ゴジラ』の第一作をきちんと観てみようと思いました。

そして観たら驚きましたね。

Wikipediaに詳しく書かれてますが、詳しく知りたい方はそちらをどうぞです。

これには、第五福竜丸事件が大きく影響してます。

1954年にアメリカの水素爆弾の実験で被爆した事件ですね。

それと、やはり日本が被爆国だと言う事も大きく影響されてると思います。

『シン・ゴジラ』が、福島原発事故をやはりある程度意識してるのと同じですね。

『ゴジラ』は、核実験の被害者なんですね。

この一作目の『ゴジラ』が公開されたのが昭和二十九年ですよ。

まだ、敗戦後の九年です。

それで、ここまでの特殊撮影をやってるって凄いんですよ。

ストーリーは単純です。

ある時、貨物船や漁船が次々と謎の転覆事故を起こします。

最初、それが何故起こったか分かりませんが、学者が調べます。

そこには、かつての伝説とかを絡ませて来ますが、核反応が有るんです。

そして、足跡を発見してこれは海に眠ってたジュラ紀の怪物が水爆実験によって呼び起こされたのではとなります。

なかなかそれは認められませんが、ゴジラの出現によって認めざるをえなくなります。

ゴジラが本格的に出るまでに、百分弱の映画で四十分近く使ってます。

説得力を持たせる為でしょうね。

それと、特殊撮影が大変なので、もしかしたら最低限になったのかもですね。

役者陣は志村喬、宝田明、平田明彦、河内桃子です。

当時のスターが揃ってるようですが、自分自身は宝田明と志村喬しか知りません。

それと、名優志村喬もここではゴジラのリアルさに比べて、実に大根役者ですね。

黒澤映画と比べたら分かりますが、志村喬も敢えてそうしてるようにも見えますね。

これは、役者はある意味添え物なんだと思うんですよ。

主役はゴジラなんですよ。

その辺りの対比も面白いですね。

ある意味、この後のこういう映画も役者は添え物って続きますね。

それと、特殊撮影に日本の特撮の父の円谷英二が参加してます。

円谷英二の功績が相当大きいと思います。

ゴジラは四十分程で一度出て来て、本格的には後半に出て来ますが凄まじいです。

カラー映画で無いのも上手く作用して、非常に怖いゴジラが出ます。

街を焼き尽くして電車を咥えて、鉄塔を溶かします。

その描写は、恐怖のゴジラですね。

モノクロだからそれが更に増します。

登場シーンを最低限に抑えて、爆発的に暴れさせてますよ。

モノクロに浮かぶゴジラは濡れた感じもあって非常にリアルです。

僕は、カラーの良いゴジラを刷り込まれてますから更にそう思いますし、若い人が観ても多分恐怖の怪獣でしょうね。

特撮も素晴らしいですよ。

これが、最初なのかと驚かされますね。

円谷英二は、後に変わって行くゴジラを嘆いたようですが、そうでしょうね。

それと、当時はこれを着ぐるみでやるって革新的だったようで、中島春夫と言うスーツアクターがやってますが、相当最初は重かったようですが、非常にリアルにやってます。

この方の功績も相当大きいと思いますよ。

重いぬいぐるみ着て、訳の分からない怪獣の演技をするんですからね。

リアル過ぎる位の演技ですよ。

この凄まじいゴジラは、人間の開発したオキシジェンデストロイヤーと言うので最後はやられるのですが、開発者も一緒に自爆します。

水爆実験で生き残ったゴジラは、普通の戦車などものともしませんからね。

とにかく、ゴジラの恐怖が凄まじい映画です。

それとミニチュアで街を再現してますが、敗戦後経ったの九年で都会はここまで復活してたんだと感心しますね。

一方で島の人とか出るんですが、田舎はまだまだ敗戦の色が濃く出てます。

こういう映画や黒澤の映画など観てると、その辺りも興味深いですね。

とにかく、凄まじい位怖いゴジラなんですが、そこには哀しみのような物も有るんですよ。

核実験で無理矢理起こされた、悲しい怪獣と言う面ですね。

宝田明さんだったと思いますが、ラジオでそれを言ってましたね。

ゴジラにはそういう哀しみが付いているとね。

だからゴジラの咆哮にはそういう哀しみが出てると言ってましたね。

それが、分かりますね。

非常に良く出来た特撮映画で有りながら、社会性も入って来てます。

核への警告ですね。

『シン・ゴジラ』からもそれを感じますね。

核兵器が産んだ怪獣ゴジラって部分を、僕が子供の頃観てた時は忘れてますね。

怖いのはゴジラよりも、人間って事なのかも知れないです。

この映画は、当時賛否を産んだようですが大ヒットしてます。

当時の人々は、この映画に何をを見たのでしょうね。

その辺りは想像しても分かりません。

イデオロギー的な物より、この世紀の特撮映画に熱狂したのかもですね。

それを責めるとかでは無くて、そりゃそうなるだろうって位特撮が良く出来てますよ。

しかし、今の人にこの映画を見て欲しいのは、この映画が単純な娯楽映画では無くて核兵器の恐怖をゴジラに託した映画だと言う側面も汲み取って欲しいです。

ストーリー的には正直下手ですよ。

しかし、ゴジラが暴れるシーンの恐怖の映像は素晴らしいです。

今は、また原点回帰しつつある『ゴジラ』ですが、この第一作が無かったら、『ゴジラ』と言う凄まじい怪獣は無かったと言うのを忘れて欲しくないです。

『ゴジラ』は時代を写してると思いますから是非とも恐怖のゴジラを観て欲しいですね。

原点は、ここに有るって事を忘れて欲しくないですね。

それにしても、特撮が素晴らしいし良く出来てますよ。

僕はレンタルに二作目の『ゴジラの逆襲』が在れば観たいですね。

円谷英二は、二作目までで描き切ったといってるようですからね。

この映画には様々な考察があるようですが、それだけの考察が出る映画だと思いますね。

細かい考察は専門家に任せて、とにかく観て感じて欲しいですね。


gozilla3.jpg


おわり

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