『里恋詩くて・・・熊野・高野』紀伊を愛した怒涛詩人さとちゃんを忘れない【155】2007/08/19~08/23

さとちゃんがYahoo!ブログに書き残した詩や文章
そしてさとちゃんの
紀伊の山里の暮らしを愛する心を記憶するために
ブログ『里恋詩くて・・・熊野・高野』の全記事(2935)に
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里恋風景41・ケトウちゃん

2007/08/23 観想詩2源風景の森
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一郎
ケトウちゃん

さとちゃんの言葉は時々面白いのがある
ケトウちゃんものその一つかなあ
私はケイトウと呼んでた
その土地土地で呼び方は変わるもので
さとちゃんちはこうだったのだろう
昔はトサカの赤いニワトリは
農家が多かったので 庭でよく見かけたものだ
2019/11/10

里恋風景40・一本の巨峰

2007/08/23 観想詩2源風景の森
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一郎
小学4年の初め 長崎から福岡に転校
まだ田んぼがたくさんあった
大きな農家があった 門も上にも部屋があって
そこは教師夫妻が住んでいるということだった
その門を入ると大きな庭があって母屋が左手
その奥に牛小屋 庭の奥には行ったことがないが 
その横手に道があって いま思えば結核療養所に行く道だった
その左手にブドウの棚が続いていた
そこが門の上に部屋のある農家の 庭の続きのブドウ畑だった
療養所の手前 両側にため池があった
左手はかなり道から低いところにあった
その池には水鳥がいた その鳥を見つけるとこう叫んだ
「けっちゅぶりんの頭に火が付いた」
頭が少し赤いからそう呼んだと思う
そう叫ぶと鳥たちは水に潜る
叫ぶから潜ったのではなく
ちょうどエサ探しに潜ったのだろうが
それを見てみんなで笑ったものだ
福岡でその鳥のことを「けちゅぶりん」と呼んだが
「カイツブリ」が正式な名前だと思う
療養所の職員宿舎には中学の同級生がいた   
父親は医師 その友達とは夏休みの研究を一緒にして
発表会で一等になった
この研究は福岡市街の名所旧跡というもので
名所を訪問することなく 書物だけの記述をまとめたもの
名所を全部回ったと勘違いされたか
勘違いされる内容で発表したか
もう忘れてしまったが 中学時代の一つの思い出
ブドウ畑のある大きな農家だが
その広い庭には 毎年農閑期になると
旅回りの芝居がやってきた
昔は映画も回ってきた
スクリーンが風に揺れるやつ
ある作家 椎名誠だったかのエッセイに 
そんなタイトルの本があったようだ
昔々の思い出だ
2019/11/09

今日明日の観想詩8/22、23・写真は、空の雲

2007/08/22 里恋日記
一郎
・・・きのこ雲

雨は降っていなかったけど
南の方ではきっと雨だったかも
きのこ雲のような大きな雲の塊の中で
稲妻が走っているのが分かる
不気味な雲だった
雲の中の稲妻を見たことがなかった

古傷が

居眠りによる自損事故の後遺症は
あまりひどくはなってないが
散歩は自転車を杖代わり
もう一つの古傷 こちらは外から見えないが
やはり忘れることはない
もうとっくに時効だろうけど
自分で自分が許せない
許していいと思うが
許してはいけないと思っている

★誰しも岐路はあります。一度の人生、岐路を楽しまなくては哀しいよ。

またさとちゃんのいい言葉に出会った
「岐路を楽しまなくては」
すべてを楽しむというのも 私の思い
言いも悪いも楽しむ
それができれば

★まっすぐな杉ばかりではないじゃいか。みんな一生懸命じゃん。

みんなちがってみんないい
それでいいんだよね
「みんな一生懸命じゃん。」
さとちゃん やさしいね
さとちゃんも 一生懸命駆けたんだね 人生を
2019/11/09 UR

丹生川を歩く5・トウキ栽培

2007/08/22 丹生川を歩く
一郎
昔は、タバコの栽培が盛んでしたが、

姉さんの里の篠山の近くも
昔はタバコ栽培が盛んで
実家の弟さんがその仕事をしていた
元々は姉さんの家は紺屋だったとか
蚕を飼っていた時期もあったようだ
姉さんの自慢は農業をやってたということ
田植え自慢してた
私にはできないだろうと
確かにね 泥水に足を入れることできないし
農の大事さは分かるものの
それを自分ができるかというと また別の話
毎年お盆過ぎに帰っていたが
車を処分して行くのが遠ざかった
姉さんが寝たきりになって
もう最後の墓参りになるだろうと
お姉さんの所にも回って 一緒に墓参り
結局それがお姉さんと会えた最後にもなった
墓参りもいけてよかったと思う
まだ姉さんは元気だった
車椅子での遠出は 足も痛かっただろうと思うが
古い友人の恵美子さんの長岡京にも出かけた
姉さんが亡くなって 姉さんの里とも縁が無くなる
亀岡を通って篠山の今田町の実家へ
そして上の姉さんの社へ
その姉さんもすぐ上の姉さんも先に逝って
姉さんが一人残っていたのだが
2019/11/09

今日昨日の観想詩8/21、22・写真は、ズイキなる酢の物

2007/08/21 里恋日記
一郎
・・・ズイキなる酢の物

ズイキはほとんど食べない
けど酢の物は毎日 何かを食べている
モズクだったり 今はタコの梅酢
千枚漬けも

★好きや愛やいうてても、誰も自分のことで精一杯なんや。

愛も自己満足の世界
そして打算の世界
真実大事なのは きっと自分
2019/11/09

今日の観想詩8/20、21・写真は、最奥の電柱と民家

2007/08/20 里恋日記
一郎
  こころまで 鍵いるか 

鍵は他人から守るためのもの
だが自分で自分の心を見たくないために
鍵をかける
自分の真実から逃げるため
鍵がいらなくなる日は来るのか

・・・花道が、、、

歌舞伎の舞台には花道がある
その花道は花形役者が見得を切る
人生の花道は花形役者だけのものではない
誰にも自分の花道がある
その花道は自分が輝くためのもの
生きているだけで
輝いている花道
2019/11/09

さと川柳2007-8-04

2007/08/20 2007さと川柳
一郎
★お天気が挨拶になるおらが里
朝夕の
空に無言の
あいさつを

★元気やで明日は天気や赤い空
夕陽見て
涙すること
ない年に

★頭さげ元手がかかるわけでなし
マニュアルに
お辞儀の角度
指示される

★現場の知らぬ舵取りなどいらん
現場では
いつも何かが
起こるもの

★草引きがなんぼのもんじゃいいながら
人生が
なんぼのもんじゃ
笑うんじゃ
2019/11/09

里恋風景39・手掘トンネル

2007/08/20 観想詩2源風景の森
一郎
手掘トンネル(橋本市柱本~細川の里)

さとちゃんが 前の記事で書いてた「謎の長文」
手掘トンネルびついての考察
歴史的背景は私にはあまり興味はなく
トンネルの工法とかに興味がある
いまならセメントを吹き付け固めるのだろうが
石で覆っている その接着はどうなっているのだろう
掘り進めるには落下しないように 天井の支えが必要だが
このトンネルの場合は 高さからしてその必要はなかったにしろ
石で覆うとは その技術工法が知りたい
というのも 九州でいくつものトンネル工事の現場総責任者と縁があって
トンネルの状況を聞く機会が多い
現在の工事の主流はナトム工法 
大きなトンネルではシールド工法
これは最大手が採用している
それと在来工法は短い距離の場合
中規模のトンネル工事はナトム工法になる
掘り進めていた後から支保工を入れ支えていく
祖のあとロックボルトを打ち込み固定
セメントを吹き付け さらにそのあとセメントで固めていく
そのトンネル業界で 労働環境の改革をその友人は進めている
女人禁制のトンネル業界に 女性を働かせている
これまでになかったことだ 抗夫たちもその能力を認め受け入れている
現場の総責任者だからそれができる 下請け会社という条件もある
大手ではそうはいかない 一人だけではなく 現在3名
さらに増やすという 大手の元請会社も中もkするところが出てきた
一緒に仕事をした元請の所長の評判がいいので
重役も無視できない存在となっている
女性のあらゆる労働現場への参加は 大きな課題
手彫りでトンネルを掘る そのエネルギーは並大抵のものじゃない
誰が何のためにという興味も無くはないが
そんな時 例えば家康とか秀吉とか設永の名が出る
命令したのはそうかもしれないが
実際に作ったのは名もなき人々
歴史にけして残るはずもない人々
その人たちの歴史ならば知りたい
その友人は無名のケイタイ小説作家でもある
ケイタイ小説サイトで発表できない作品を
私が用意したブログに書き続けている
その中のエッセイに トンネル関係のシリーズがいくつかある
彼の手で トンネル抗夫の人間模様を書いてほしいと想う
また私は 彼の作品を映画化したいと思っている
夢に終わるだろうが 私にできることをしていきたいと思っている

2019/11/09

今日の観想詩8/19、20・写真は、芋谷川の棚田

2007/08/19 里恋日記
一郎
謎の長文

面白い表現
しかし時に 訳も分からずに長文を書いてしまうことがある
訳は分かっているは 口にしないだけ
その謎の長文は これから読むことになるが
ふるさとにつながる思いだけに
またそれがt彫りのトンネルん関する思いだけに
長文となったこと さとちゃんの思い入れ こだわりのあり処が
母のふるさとにあるから

   私は おかしくなんかない  

おかしくなんかないとは言えない
多分におかしいと思ってる
おかしいと思ってるから
まだましかもしれないね
ほんとにおかしくなったら
おかしいということが分からないかも
おかしなこと言ってるね
2019/11/09

今週の観想詩→→8/20(月)~8/26(日)

2007/08/19 観想詩1
一郎
★無駄なことは何一つない、今の肥やしだね。

自分が思っている大事な言葉と
さとちゃんのブログ記事で出会う
これまでにも何回もあった
今回の言葉は ことの外うれしい
この言葉は 今の私の大きな支えとなっている
だからうれしい
さとちゃんが 同じことを考えていたのがうれしい

★身から出た錆も自分なんですよ。(よく出ますね)

さとちゃんの発想は自由でいいなあ
やわらか頭で うらやましいほど
私の頭は固いからなあ
2019/11/09

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里恋詩くて・・・熊野・高野
Yahoo!ブログ('19/12/15 サービス終了)
管理人 無名居士

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