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高額医療


保護猫活動をしているといつかぶち当たるのが病気をした猫の保護。
病院の請求書を見てみると、目ん玉飛び出そうになる数字。
命が助かってよかった。
単発ならばそう言えるけれど、続くと正直しんどい。
下手したら活動資金がなくなり続けられなくなるかもしれない。

僕自身の経験で、深夜に高アンモニア血症になり意識朦朧とする乳飲み子を夜間救急病院に連れて行って、そのまま朝に迎えに行って別の病院でしばらく入院させて合計20万円かかったのが1匹あたりの最高額で、他の保護猫活動家の方に比べればマシな金額。
一昔前はFIPという病気の治療薬が100万円というのが当たり前。
寄付を募っているのをよく見かけました。

ここからは答えがないフワッとした話になり、価値観の違いも必ず出てくるのですが、活動している方や支援している方、どこで高額医療の線引きするのか参考にしたいです。
1匹にそんな金額使うよりも他の猫に使ったほうがより多くの命を救える。
お金で救えるなら高額でも医療を受けるべき。
どっちの意見も分かるので、僕はあらかじめその場面に出会した時の線引きをある程度してます。

活動にも生活にも支障が出ない金額ならば迷わず出します。
先ほどのFIPの治療が100万という(今は新しい薬がかなり安くなってます)、無理すればなんとかなりそうでものすごい線引きの難しい金額かなと思ってます。

僕は頭の中ではうちのNPOの活動としては30万までと決めてます。
それ以上になるならば、他の子の命を助けることを優先すると決めてますが、実際その場面に出くわすと頭の中で決めていても感情が医療を受けると選択するかもしれません。
自分の貯金使うかもしれませんし。
高額な治療をしても助からない可能性が高いならまた変わってきますね。

命は金には変えられないという意見も、極端な話もし治療費が1億円かかりますとなったら選択も変わってくるはず。
どちらにせよ苦しんでいる子の前で決断をしなければならない。
正解があるのならどれだけ楽なことだろうか。
無理をしたら出せる金額でも、その無理が後々活動を継続できなくなることにつながるかもしれない。
けれども医療を受けなかったその決断を一生後悔するかもしれない。

ですので参考に皆様の意見を聞いてみたいです。
支援する側の立場の方も活動者の方も。
意見の食い違いの誹謗中傷はなしで🙏
数を優先すべきか一つの命を優先すべきか。
もう一度書きますが正解はないのですが、僕は皆様の意見を参考にさせてもらいながら、ある程度基準をもう一度考えておきたいなという趣旨でこの投稿をさせてもらいます。
冷静な時に決めておくことが今後長く継続するための大事なことなのでぜひ教えてください🙌
Instagramが多分一番コメント多くなるので見たい方は是非参考に‼︎

※最近予想外の忙しさでコメント返せてませんが土日に一気に読みます😅

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