夜揄の向こうへ / 歌詞

窓に映る身を透かして
向こうに映える景色を見てる
ピント合わずに眺めて

動悸と足並みを同期して
刻むリズムに身を委ねてる
夜が背中を摩って

ガタゴトガタと電車は進むよ
癒え癒え癒え癒え
しがみつくのはどこに帰る為?
帰る場所はどこ?

通り過ぎる電車に映る
自分と目を合わせては逸らす
肺を夜景で満たして

シコシコシコと思考して
はて?何故?訳わからんね
グルグルグルと回る回廊
出口は見えず
月を確かめ安堵して

チクタクチクと時間は進むよ
嫌嫌嫌嫌
「置いてかないで僕はここにいるよ」
届きもしない声

ガタゴトガタと電車は進んで
チクタクチクと時間は進んで

ガタゴトガタと御託を並べて
言え言え言え言え
降りる駅はもうとうに過ぎたよ
終点はどこ
夜揄の向こうへ

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