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今さら聞けないファション語【ジャガードセーター】

古代中国で皇帝に献上された虎の毛皮。なんとシルクロードを伝いヨーロッパの王侯貴族の間で大流行。

しかし虎はヨーロッパでは捕獲できなかった為、当時北ヨーロッパに広く生息していたジャガー(豹)の毛皮が人気を博す。

しかし民衆にとってはジャガーの毛皮など夢のまた夢。

この複雑な柄をなんとかセーターにできないかと民衆による決死の試行錯誤が行われジャガー柄の織物が生まれた。

以後様々な動物、紋様などが織られるようになり、ジャガーに関わらず複雑な柄の織物全般をジャガードと呼ぶようになった。

後に日本に伝わり太閤秀吉がたいそう気に入り戦の際には必ず鎧の下にジャガー柄のセーターを着込んで縁起を担いだと言われる。

阪神タイガースしかり
大阪の一部熱狂的なオジさん、オバさんの間で虎柄やヒョウ柄が親しまれているのは、秀吉が愛したジャガードセーターに由来があるのだ。

歴史って繋がってるな。

というのは嘘です。

以下記事より抜粋↓

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ジャガード織とはフランス人発明家のジャカール(Joseph Marie Jacquard;1752-1834)が考案した織機(ジャガード機)を使用して製作された織物のことをいいます

https://www.doname.co.jp/skill/jacqard/index.html
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↑この記事は素晴らしい。
なんとジャガード織り機がコンピュータの発明に繋がっていることも書いてるので是非読んで欲しい。

ジャガード機は複雑、立体的な柄を編めることから、複雑な柄の織物全般をジャガードと呼ぶようになった。

というのは本当である。

虎、豹ともに全く関係はなく
秀吉が鎧の下に着込んでたのは

くさりかたびら

ジャカールさんが発明した織り機で編まれたから、ジャカードセーターなんだね。
って覚えてちょうだい。

騙された人は
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