ガウディが見ていた理想の社会 |(外尾 悦郎)ETSURO SOTOO | TEDxNihonbashi / 2018.12.2

石を彫る地を求めて単身ヨーロッパに渡った外尾さんは、当時まだ無名だったサグラダファミリアに辿り着き、彫刻家としてその建設に携わります。以来ガウディが何を考え何を表現しようとしていたか、ガウディが遺したたくさんのヒントに眠っている「ガウディ」と対話しながらサグラダファミリアを作り続けきました。果たしてガウディの求めたものとは何だったのか? 外尾 悦郎(ETSURO SOTOO)

サグラダ・ファミリア聖堂 芸術工房主任
1953 年(昭和 28 年)生まれ。サグラダ・ファミリア聖堂にて芸術工房監督。福岡教育大学附属小学校、同中学校、福岡県立福岡高等学校、京都市立芸術大学美術学部彫刻科を卒業。中学校・高校定時制非常勤教師として勤務したのち、1978 年バルセロナに渡る。 彫刻家として認められ、アントニ・ガウディの建築、サグラダ・ファミリアの 彫刻に携わる。2005 年アントニ・ガウディの作品群として外尾悦郎の作品を含む「生誕の門」と「地下礼拝堂」がユネスコの世界遺産に登録される。 リヤドロ・アートスピリッツ賞、2002年福岡県文化賞受賞。
2008年度外務大臣表彰受賞。2011年国際カトリック文化金メダル受賞。2012年ミケランジェロ賞受賞。2014年ヨーロッパ建設金十字勲章受賞。ガウディ・グレソール賞受賞。サン・ジョルディ・カタルーニャ芸術院会員。気仙沼大使。 This talk was given at a TEDx event using the TED conference format but independently organized by a local community. Learn more at


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1980年代に見込まれた工期約300年という建築プロジェクト

彫刻家外尾悦郎氏は、2013年からはサグラダ・ファミリア主任彫刻家に任命されとWikipediaにあるので、今年(2022年)で10年目のキャリアになりますが、1978年にバルセロナでサグラダ・ファミリアの彫刻に携わること45年目になります。初代建築家フランシスコ・ビリャール氏から工事着工の翌年、1883年アントニ・ガウディ氏(31歳)がサグラダ・ファミリア聖堂の設計者に就任されて以来、1926年路面電車(外尾氏は市電と発言)に轢かれ亡くなるまで(73歳)生涯の43年間、この偉大なプロジェクトを主に全精力を注ぎました。9代目設計責任者のジョルディ・ファウリ氏は、2013年にガウディの没後100年にあたる2026年に完成予定と発表していますが、新型コロナ感染症の影響で完成が遅延するとみられています。
サグラダ・ファミリア Wiki https://w.wiki/3DRV
アント二・ガウディWiki https://w.wiki/4fXJ

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