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『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』を観て来ました。

『機動戦士ガンダム』(俗に「ファースト・ガンダム」と言われている 1978年テレビで放映)、『機動戦士Z(ゼータ)ガンダム』、『機動戦士ガンダムZZ(ダブルゼータ)、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に継ぐガンダム・メインストリート第5作目に当たるのが本作品『閃光のハサウェイ』である。

http://gundam-hathaway.net/news.php?id=18859

 特別料金1900円を高いと思うかどうかは、ガンダムシリーズに対する思い入れによる。現役の公立中学校教員時代に先輩からの申し送りで、授業中に「センセー、ガンダム好きなんですかぁぁぁー」とわざとらしく聞いてくる男子生徒が何人もいた。その世代では、ガンダムシリーズ メインストリートとは外れた、冨野由悠起監督にあこがれてアニメーターになった人たちが作っていた『ガンダム SEED』や『ガンダム SEED DISTINY』だったり『機動戦士ガンダム 00(ダブルオー)』だったりした。定年間際には、MISIAがオープニングを歌った『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンス』という作品もあったが、これらは「ファースト・ガンダム」の「アムロとシャア」のストーリーとは全く別物である。彼らには、いつも「きみたち、ファースト・ガンダムを全部観てから、そういうことは聞いてね。」と軽くいなすと、田舎の中ボーは沈黙したものだ

 今回、『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』が公開されたと言うことは、なんとなく知っていたが本気で行こうとは思っていなかった。それが、公式サイトの予告編の最初の5秒を見た瞬間、「これは、見ておかなければ!!!」と即断。次の日には、映画館のスクリーンの前にいた。公開から少し時間が経っていたので、64席の小さいスクリーンの前から5列目で観た。もちろん、わたしの前には誰もいない。スクリーンの独占状態だ。しかし、上映が終わってから後ろを振り向くと平日午後にもかかわらず、約30人の観客がいたのには少し驚いた。

 やはり、「見に行って良かった。」としみじみと思った。現代のCG技術もしっかり駆使しているのはもちろんだが、原作の冨野由悠起氏の小説のイメージをしっかり受け継いで、つくられていた。監督や作画監督はさぞ苦労したのだだろうといういう作品で、とてもよかった。

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