2018年1月~12月にVCから資金調達を行ったブロックチェーン企業のデータベース

VC(ベンチャーキャピタル)やクリプトファンドが投資をしたブロックチェーン、仮想通貨関連の企業やICOプロジェクトをデータベース化しました。

2018年1月から12月までにVCから資金調達を行ったのを確認できた約190のプロジェクト・企業をまとめています。

前回の1月~10月の記事についても好評でしたため、改めて更新しました。

☆目次
1:2018年にVCから資金調達をした企業のトレンド
2:データベースの使い方
3:VC・Cryptoファンドから投資を受けたプロジェクトの一覧

1:2018年にVCから資金調達をした企業のトレンド

資金調達をした上位の調達(累計ではない)では、EOSのBlock.oneがICOで40億ドル(約4,000億円)を調達し規模として他を圧倒しています。

それ以外では中国のマイニング大手のBitmainが400Mドル(約400億円)の調達、エンタメ系のTaTaTu EnterprisesがICOで575Mドル(約575億円)の調達、セキュリティトークン取引所のtZeroがICOで462Mドル(約462億円)の調達、アメリカで最大手の仮想通貨取引所のCoinbaseが300Mドル(約300億円)の調達、クラウドコンピュータのDFINITYが163Mドル(約163億円)、仮想通貨(ステーブルコイン)発行のBasisが133Mドル(約133億円)の調達を行いました。
※Basisは大手のVCなどから133億円を調達しておきながら解散しているので、何が起きるか分からないのは2019年も同様だと思います。

その他には、2018年はブロックチェーンのインフラやプロトコルに投資が集まり、「Orbs」133Mドル(約133億円)、「Hedera Hashgraph」118Mドル(約118億円)、や「DFINITY」、「Oasis Labs」、「Fantom Foundation」、「StarkWare」に多くの資金を調達しました。

トレンドの中では特にセキュリティトークンに注目が集まった年だったと言えると思います。

前半にはセキュリティトークンプラットフォームが特に話題でICOで多くが資金調達を行いました。VCから調達したのはSecuritizeでした。SecuritizeはRipple,BlockChain Capital,Coinbase Ventures,Global Brain Corporationなどから資金調達を行いました。
その他にはVCからの投資は確認できませんでしたが、tZeroやPolymathなどは今年どのように立ち上がっていくかが非常に楽しみです。
ちなみにtZeoroは2019年1月24日からセキュリティトークン取引が開始したようです。tZeroでは、すでに1日に約10万ドルの取引量があるようで単純計算で月次の取引量は300万ドル(約3億円)程度はいくでしょう。急速にセキュリティトークン領域でのビジネスが立ち上がっていると言って良いでしょう。

2017年12月から2018年1月にtZeroのSTO(セキュリティ・トークン・オファリング)が行われ、購入した方もいますが、現在はtZeroのトークンを購入することはできないようです。購入できるようになった場合、急激に値上がりする可能性がありますが、まだ適格投資家(一部の大口の投資家として認められた人)しか投資をできない可能性があります。

またtZeroはアメリカのオーバーストック(Overstock)というネット通販企業の子会社にあたります。オーバーストックはNASDAQに上場しているため、私はオーバーストックの株式を購入しておきます。

tZeroに関しては、下記の2つの記事は読んでおいた方が良いでしょう。

オーバーストックの子会社tZEROに投資した話。
tZEROは仮想通貨ではないという話。

セキュリティトークン以外の分野では、ブロックチェーンゲームが本格的に普及してくる可能性があります。ブロックチェーンゲームはゲームをプレイしている中で獲得したアイテムが資産性を持つようになります。ゲームをプレイすること自体がマイニングになるという新たな価値が生まれます。ブロックチェーンゲームの中で現在、注目しておくべき企業が3社あります。1社目はセカンドライフの制作者であったフィリップ・ローズデール氏が開発しているソーシャルVRの「High Fidelity Inc.」です。High Fidelity Inc.は累計で73Mドル(約73億円)を調達しています。2社目はブロックチェーンゲームで1番の実績のあるCryptoKittiesを開発した「DapperLabs」で15Mドル(約15億円)を調達しています。3社目はMy Crypto Heroesを開発している日本の企業である「double jump.tokyo」です。gumiから2億円の資金調達を行っており、2018年末にテレビCMも出稿していました。ゲームプレイでがんがん稼げる人が出てきたタイミングで、一気に市場が立ち上がると思います。

その他で注目している動向としては、バイナンス(Binance)です。やはり取引所で圧倒的なポジションを得ながら、様々なクリプト系のプロジェクトに投資したり、発行するBNBのコインを使って世界45万以上のホテルに宿泊できたり、不動産を購入できるようになっています。どんどんユーティリティ性が増してきてエコシステムを拡大していく等スピード感が非常に早いです。バイナンスが発行するBNBは底を打ち、価格も上昇トレンドに入ってきました。

他の分野では、マイニング以外では、レンディングやウォレットなど多くのジャンルへの投資が行われており、2019年はこの辺りの領域が盛り上がると思います。

日本国内で注目しておくべき企業は5社あります。1社目はLayerXを創業したグノシーです。LayerXはブロックチェーンの監査や設計、開発、コンサルなどを行うとしており、すでにマイクロソフトと協業しています。代表の福島氏のような技術レベルの高い方が多く、木村新司氏のようなビジネス面に強い方が多いため成功確率が高そうです。将来的にはセキュリティトークンのプラットフォームなど金融領域でのブロックチェーンのサービスを開発すると思います。

gumigumi cryptosというブロックチェーン領域でのファンドを組成しており、Thetaなど海外を中心に投資を行っています。gumi cryptosの投資領域も注目しておきましょう。メタップスはICOコンサルやブロックチェーンゲームのDIGSTARの開発を行っています。SBIはリップルなどにも投資をしていますが、直近ではウォレットのBRD(Bread)へ投資するなど海外への投資に積極的です。あまり目立ちませんが、VCであるグローバル・ブレインもブロックチェーン領域への投資に積極的です。国内ではウォレットのGincoや海外ではセキュリティトークンプラットフォームのSecuritize、決済のOmiseなどに投資をしています。コインチェック(マネックス グループ)は技術レベルが高く、良いプロダクトを作れる企業のため仮想通貨取引所だけでなくブロックチェーンを活用した新たな展開をされると楽しみです。


2:データベースの使い方

プロジェクト一覧化しているデータベースは約190件になります。
一覧性を見ることで「どんなジャンルに投資が集まっているか?」VC名で検索をかけることで「特定のVCの投資先はどこか?」などをスムーズに検索することができます。


3:VC・Cryptoファンドから投資を受けた企業の一覧

2018年1月から12月までの日付、プロジェクト(企業名)、URL、ジャンルをnoteで記事化しています。

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