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今を大切に、後悔しない人生を生きたいあなたへ 〜2022年上半期振り返り&下半期目標設定ワークショップ〜【イベントレポート】

▼こんな方にオススメです

・下半期こそやりたいことに取り組みたい人
・目標を立てた後どう行動に移せばいいか分からない人
・目標設定に対して苦手意識がある人
・自分に自信を持ちたい人
・振り返り、目標設定を自分でできない人
・自分らしい人生に向かって一歩踏み出したい人


この記事では、2022年7月9日(土)に開催された、ICORE主催のオフラインイベントのダイジェストをお送りします。
当日は70名越えの大反響だった本イベントでは、夢や目標の立て方、立てた後どう行動に移していくのかについて具体的な事例を交えながらのワークショップを進めていきました。


0.はじめに

毎年年始になると意気込んで立てる目標。どれくらいの目標が達成できているでしょうか?実は、目標を設定することと同じくらい重要なのが振り返りを行うこと。自分がこれまでやってきたことを振り返り、軌道修正をすることで目標達成が一気に近づきます。

今回は、TEDxNagoyaUで話すテーマでもある"すべてを失って気づいた、幸せに生きるために大切なこと"と掛け合わせて、お届けします。2022年上半期を振り返り、下半期の目標設定を共に。そして幸せに生きるために大切なこととは?を改めて考える特別ワークショップです。

小学校1年生から目標設定を始め、様々な目標を達成し続けてきた株式会社ICORE代表 安藤美玖がこれまでに実践してきた振り返り&目標設定のオリジナルメソッドのワークを交えながらお伝えします。



講師プロフィール

株式会社 ICORE  代表 安藤美玖

株式会社 ICORE 代表 安藤美玖
女性がシゴトも人生もあきらめず、自分らしく前向きに生きるをテーマに
大学・企業向けセミナー、女性向けキャリア事業、コーチングを提供。
1991年、愛知県生まれ。学生時代は硬式テニスで全国大会3位。
大学卒業後、株式会社デンソーへ入社、営業・人事を経験。その後、旦那の海外駐在でキャリアを失い自分の存在意義に悩む。
ライフステージの変化において人生やキャリアを諦めたくないと一念発起し、帰国後は本業の傍ら4つの複業を経て、2020年に独立。
小学校1年生から父の影響で目標設定を始める。目標設定・達成に必要なマインドセット、独自の方法を考え様々な目標を達成。



1.なぜ振り返り・目標設定をするのか?

———「自分の人生を豊かに、幸せにするためのもの」
自分のための時間を日常で取れる機会って少ないと思います。日々のタスクに追われたり、休みだ!と思ったらぐうたらしてしまったり・・。自分のための時間を作って自分の大切にしたい道へ一歩踏み出してみましょう。

SNSを通して誰かと比較して、自分ができていないと感じてしまったり、自分の強みって何なんだろうと思い自信を無くしたり・・。自分の心に素直に、そして人と比較するのではなく自分と向き合う時間にしてほしいと思います。

———目標を紙に書く効果って?
ハーバード大学の学生向けに目標に対する追跡調査をおこなった研究があります。答えは次の通りです。

<対象> ハーバード大学学生
<質問>「目標を持っていますか?」「目標を紙に書いていますか?」
<対象の学生の内訳> 
 84%・・そもそも目標をもっていない
 13%・・目標を持っているが紙に書いていない
 3%・・目標をもっていてそれを紙に書いている
<結果>
10年後追跡調査をした結果、3%の卒業生の方は、97%の方の10倍の収入を得ていた結果がでていました。


目標をイメージすることは非常に大切ですが、さらに紙に書くと※RASに刺激を与え叶いやすくなる傾向があると、研究結果がでています。紙に書くことで具体的に振り返りと目標設定を行なっていきましょう。
※RASは下記に説明有



2.上半期振り返り

———元々1年前までは振り返りをしない人だったんです。
どちらかというと未来志向で次と考えるタイプでした。目標設定は得意だけど、振り返りはしませんでした。オア明奈さんのセミナーや本で学んだことをきっかけに「振り返りが人生を豊かにしてくれる」のでは・・!と思うようになりました。実際に振り返りを取り入れてみて、大きな変化がありました。

振り返りをするメリット
・自分のこと/起きた出来事を客観的にみることができる
・結構自分「頑張ってきたじゃん!」と認められる
・次に踏み出す一歩(新しい目標)が見えてくる
・自分の過去を見て線で繋ぐことができる
・自分の感情、学の整理をすることができる


実際に上半期の振り返りをしてみましょう。

<ポイント>
・起きた出来事と感情をセットで振り返ろう
・そこからの学・意味を考えてみよう
・色/言葉にしてみよう

スケジュール帳を見てみると、このとき印象的だったな、等振り返りがしやすくなるのでおすすめです。起きた出来事に対して、自分は何を感じたのか?そこから何を得たのか?自分の人生でどんな意味があったのか?を出来事と感情のセットにして考えてみましょう。


そして、その月を一言で表してみるのもおすすめです。例えば1月を振り返り悩みが多かったのであれば「葛藤」や、2月が新しい出会いがあったなどであれば「仲間」等表してみるとわかりやすいです。またその一言を色ペンで記載してみると青だったら「少しキツかったのかな」等さらに振り返りに役に立ちます。


振り返りを通して、感じたこと、こんなことがやりたいなどの感情がでてきているとおもいます。その気持ちを大事に下半期の目標設定を行なってほしいです。

実際に年始に目標設定して振り返りしたノート



3.目標設定のポイント

———目標設定に対して、目標設定したから絶対にやらないといけない?
立てることに対しての恐怖を感じている人もいるのではないでしょうか?目標設定のゴールは、目標を達成することなのでしょうか?目標達成することをゴールにおいてしまうと、達成したのに何か違うな、喜びがないな、心が満たされないなと感じてしまうことも・・。みなさんもこのようなことがあるのではないでしょうか?


———本当に大切なことは”目標を達成するか”よりも”何を目標に設定する”か。
達成することを目標にしがちですが、自分の人生を豊かにするために、目標を立てる。何を目標にするのか?なぜそれをするのか?を考えてみてください。モチベーションが続かなかったり、立てたのに忘れた等あると思います。なぜこの目標を行うのか、それによって幸福度も変わってきます。


———うまくいった目標設定と失敗した目標設定がある。
もともと親が敷いたレールを歩んできた人間でした。世の中の常識や正解にとらわれていました。昔の目標設定は、自分のことよりも他人に軸を置いていました。資格を取ることや、いい会社に入ることで世の中に認められたい、誰かに評価されるための目標を立てていました。資格を取得した時、その時はすごく嬉しく感じました。ただ、その喜びは長く続きませんでした。自分は何のために頑張っているの?と考えて落ち込む大学時代でした。


何が大事だったかを振り返ったときに、「誰かから評価されたい」と誰かのために目標を立てるよりも、「自分の心に従う」want toや情熱を目標を立てることが大切だと失敗を通して学びました。

自分を犠牲にする努力や、心をすり減らす努力を続けたときに長続きする幸せは続かない。努力はとてもいいこと。方向性を間違うと孤立したり、幸せじゃない・・となってしまう。愛ある選択をすること、目標にすることを意識してほしいです。

明日死ぬとしたら何をしてみたいですか?究極の質問ですが、自分の情熱・わくわく・ドキドキを大切にして目標設定をしてほしいです。道からどんどん外れてもいいし、自分が歩きたい道、理想の人生を考えていったらほしいです。


目標を現実にするための3つのコツ

①自分の「want to」を大切にゴールを描くこと
②イメージに臨場感をもたらすこと
③具体的・計測可能であること

①自分の「want to」を大切にゴールを描くこと 


「しなきゃ」と普段の口癖で出てくる時、「しなきゃ」は自分で決めたゴールのようで実はしたいの「want to」ではなく、しなきゃの「have to」になっていることも。「しなきゃ」なのか「したい」なのか自分に問いかけてみましょう。「しなきゃ」は自分が決めた目標のようで、だれかが決めている目標になっていることがほとんど。頑張ってもその先に幸せが長く続きません。自分の心の「want to」を素直に選んだとき、自分が決めたゴールなので幸せに繋がっていきやすいです。


②イメージに臨場感をもたらすこと


———夢を叶える方程式でルー・タイスの方程式はご存じでしょうか?
I(Image /イメージ) × V(Vividness /臨場感)= R(Reality /リアリティー)
鮮明なイメージを持ち、臨場感が強いものは現実になる。というのがこの方程式になります。思考は現実化する、右脳の感情やイメージをしっかり膨らませてゴール設定した自分がもう叶っているのではないかと感じることが非常に重要です。

———脳の機能”RAS"をうまく活用しよう。
脳のカーナビのようなこうな役割をするRAS。例えば、黒のワンピースがほしいとおもったとき、街の中に黒いワンピースを着た人たちが目に付くようになった経験はありませんか?それは、RASの機能が生きている証拠です。自分のアンテナが立つことで、その情報が入ってくる。RASの機能を使うために、具体的なイメージ、そして感情を乗せていきましょう。

私自身、年始にTEDにでようと決めて目標を立てました。その時、家の玄関にTEDの写真を貼っていました。今年のTEDにでることになるから、他の人のYOUTUBEをみておかないとな、TEDで何を話そうかなというようにイメージを膨らませていました。そしたら、いつの間にか現実で夢が叶った経験をしました。


③具体的・計測可能であること

SMARTの法則

具体的かつ計測可能な目標をたてることで行動に移しやすくなる。イメージができた後に、どうやる、という部分を数字に落としていくといいです。


4.2022年下半期の目標を立ててみよう

理想を叶えるために必要な4つの視点


社会、他者、自分(心)、自分(物)に分けて理想の状態を描いてみましょう!自分のやりたいことを書き出して、テーマを決める。目標設定をする際、どこから書き出していいのかわからなくなるため、4つの象限にわけて考えています。

「社会」 自分がどんな社会に住んでいたいか
「他者」 周りにどんな人がいるか、どんな人を笑顔にしたいか
「自分(心)」 ありたい姿、どんな感情でいたいか、無形なもの 
「自分(物)」 物質的に実現したいもの、有形なもの


理想を描く際のポイント

・自分の心に素直にwant toを大切に
・実現できるかで考えない、制限しない
・こうなったら最高!を描こう。
・アイディアが出たらより具体的な指標(SMART)を
・いつやる?(期限)を考えてみよう!


———私の目標設定はこの手順で行なっています。
①理想とイメージを膨らませる(象限・イメージ写真) 
 理想とイメージを右脳を使って広げる
②優先順位を決めて具体的な指標に落とす
 高・中・小と分けてみる。
③期限を決めてスケジュールを入れる
 抽象度の高いものに対して、具体的に入れる


———目標設定をしたらあとはやるだけ。
目標設定は訓練だと思います。何か違うな・・と違和感を感じた時それって本当に「want to」?なんでやりたんだっけ?(目的)whyを考えてみるやってみて違ったらやめてみるのもあり。その時に違った理由を明確にすることも次につなげる上で大事なこと。そして、まずは本気でやってみる。やり慣れてなくて好きじゃないだけかもしれない。やってみて違ったらまた新しいことを始めればいいのです。


5.参加者の声

ワークを終えてチャット欄で感想をいただきました。

ー20代女性「言葉にすることで覚悟が決まりました。」
ー20代女性「みなさんのテーマを聞いてなるほど!となりました。」
ー30代女性「やらなきゃからワクワクになりました。」
ー30代女性「このセミナーからの繋がりに感謝です。」  
※一部抜粋

ご参加いただいた方の満面の笑顔 

他にもワークを終えた後も、2022年下期の目標宣言をおこないました。
年末の振り返りの際、お互いに立てた目標に対しての成果をシェアする機会があります。これからとても楽しみです。


【Be to DoキャリアスクールICOREとは?】
ICOREは、本当にやりたいことを見つける自己理解(Being) 、本当にやりたいことを形にするビジネススキル(Doing)を仲間と共に一気通貫で学べる女性向けオンラインキャリアスクールです。


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記事:あやぞぉ/中村綾花(Ayaka Nakamura)
執筆の他、スポーツや親子のキャリアを考えるオンラインサロン運営に従事。"いつだって始めるのは遅くない。そんなあなたの応援隊”として最初の一歩を踏み出すきっかけを後押しするために活動中。公式Instagram(こちら)

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