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一人で始めるフードフォレストと、手作り発酵食品

青い鳥通信 6
ー一人で始めるフードフォレストと、手作り発酵食品ー2020.05.18
4月の初めに思い立って始めた小さな菜園に、完全に心を奪われています。と言っても活動は主に午前中の数十分ですが。
ルッコラ、大根菜、ベビーリーフ 、ネギ、三つ葉、セリ、コリアンダー、紫蘇、生姜、人参、菊芋を育てています。
最初から考えていたわけではないのですが、時期をずらして種を撒いたり、芽が出なかったり途中で消えて隙間のできた場所に新しい種や株を植えているとどんどん種類が増えました。
種まきから始めたもの、スーパーの野菜の根付きのものを取っておいて定植したもの、
菊芋は友人からもらったもの、
人参はヘタの部分をとっておいて、長いことかけて葉を茂らせ、根っこみたいなものがやっと出たところで定植しました。

最初に撒いたルッコラとベビーリーフ は先週ごろからやっと収穫できるようになりました。
モンシロチョウやら他の虫もいっぱいくるので穴だらけですが、その地に根付いたものではないので仕方ありません。自然農法の福岡正信翁のお話では、全て自然に任せよ、とのことなので、なるようになってもらっています。
また、私の有機農業時代の師匠の師匠、循環農法の赤嶺勝人さんがおっしゃるには、土壌のミネラルバランスに偏りがあると、その偏りを是正するための植物が生え、それを虫や微生物が分解して、土に足りない栄養素に変換し、土に返しているのだそうです。

そう言う話を聞いていると、虫や鳥が欲しい分は欲しいだけあげたらいいや、穴だらけのは彼らにあげよう、マシなやつだけをおこぼれをもらおう、と言う姿勢で育てよう、と言う気分になります。

その代わり、2坪ほどの畑では(しかも収穫できているのはその半分の土地ほど)たった一人が毎日食べるにも事欠く程度しか収穫できないので、つい昨日、もう少し耕して、畝を追加しました。

畝を作って野菜を育てているほか、プランターでローズマリー、カモミール、ラベンダー、アップルミント、木苺を育てています。ラベンダーはラベンダーは今まで失敗ばかりだったのですが、種が芽吹いてくれた時は感動しました。

カモミールはシーズンギリギリの先日、種撒きをしたところなので、芽が出てくれるかドキドキしています。 ハーブ類は収穫した後乾燥させてお茶にしたり、アルコールに浸けてティンクチャーを作る予定です。木苺はもちろん食べるためです・・・散歩中、川端に繁殖していた野生種の若い芽を摘んで土に刺したのですが、無事根付いてくれました。まだ赤ちゃんなので木苺が収穫できるのはずっと後になりそうです。

畑とは少し違いますが、スプラウトも作っています。空き瓶にタネと水を入れて一晩吸水させたのち、翌日からは芽が出るまで毎日濯いで水切りしておく、と言うやつです。
時間はかかりますが毎日様子を見て、可愛がっています。
納豆も自分で作り出しました。ツワモノは枯れ葉やワラを使って菌から起こすのでしょうが、流石にまだそこまではできないので、大豆を煮て市販の納豆1パックを混ぜ、4倍くらいに培養しているだけですが、そのうち挑戦したいなと思っています。同じような感じで豆乳ヨーグルトや塩麹も作っています。
それでもまだまだ、お金を出して購入している食べ物が圧倒的に多く、目指すところには程遠い。それでも今はその一つ一つの過程を楽しみながら、ボチボチ進んでいこうと思います。


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