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夏越の祓えとモモの庭のお話 2021.7.14

あおいとり通信 vol.19


夏至が過ぎてしばらく経ちました。
上昇のエネルギーは頂点に達し、次は冬至に向けてゆっくりと下降のエネルギーに向かっていきます。
言い換えると
春に芽吹き始まった出来事は成長のピークの段階を遂げて、次第に成果となって目に見えてきだす頃ですね。
仕事でも私事の方でも、
まさにその段階を迎えているという感じです。
新しく習得した知識や技術を今一度初心に立ち返る思いで確認し、
周囲と調和の乱れはないか見渡して、陽のエネルギーの勢いに乗って進み続けたところから、今度は落ち着いたペースでこの一年の成果を受け入れられるよう、身辺を整えていく所存です。
夏至の後に夏越の祓えをして、次は立秋までの土用で調整です。
果たしてどのような土用を迎えるのでしょう。

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庭では夏春に播いた種たちの収穫シーズンを迎えています。
ルッコラ、シソ、青ネギ、ホーリーバジル。ルッコラとシソはサラダに大活躍してくれています。
赤シソは友人が育てた梅と共に梅干しに加工して手作りのお返しにします。
ホーリーバジルはお茶に。火を通しても香りが残るので料理に加えてアジアの風味を楽しみました。
そして。
ストロベリーが実を結びました! 一粒だけの小さな実を見つけたときはとても興奮しました。 一株だけ5年以上植っているのですが、実を結ぶのは初めてです。日々熟していくのを楽しみに観察していましたが、最終的には虫さんたちのお腹におさまりました。なんといっても庭に住む真の住人は彼らなので不満はありません。 収穫の時期もこの貴重な命を引き継ぐための最良の方法も人間以上に知っています。虫さんたちがその種を土に還し次のシーズンにはもっとたくさん増やしてくれると信じています。

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来年はもしかしたらいちごの株が増えていることを楽しみにしつつ。
小さき者たちののんびりしながらも確実なペースで自身の人生も育てていきたいものです。

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