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モラル教育とデジタルシチズンシップ教育

モラル教育が今までは主流となって学校教育で使われてきましたが、最近ではデジタルシチズンシップ教育というものが注目を集めています。

ICTのモラル教育は、ネット上での倫理的な行動やマナーについて教えることを目的としています。具体的には、ネット上でのプライバシー保護、著作権、偽情報の検証、オンラインでのいじめや嫌がらせを〝避ける〟方法などが含まれます。
一言で言うと「〜しない」ということです。

一方、デジタルシチズンシップ教育は、オンライン上での参加者としての責任や、ネット上での他者への配慮や共同作業について教えることを目的としています。

具体的には、オンラインでのコミュニケーションの適切な方法、ネット上での情報共有や協力の重要性、オンラインでのコミュニティのルールについて学びます。

要約すると、ICTのモラル教育は、ネット上での倫理的な行動について教え、デジタルシチズンシップ教育は、オンライン上での責任や協力について教えます。

小学生にとっても、これらの教育は非常に重要であり、オンライン上で安全に過ごすための基本的なルールやマナーを身に付けることが大切です。

参考
デジタル・シティズンシップ:コンピュータ一人一台時代の善き使い手をめざす学び
著   林一真 、今度珠美、豊福晋平、芳賀高洋、坂本旬