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#005:カンボジア、“問い”が溢れる魅力的な国〜その2

シェムリアップ空港は誰のもの?

カンボジアのシェムリアップ空港は、中国の援助により完成し、その素晴らしい施設は市街地から空港へ至る道路も含めて、地域の発展に一役買っています。
かつてアンコール・ワットの近くに存在していた古い空港は、遺跡への潜在的な騒音や振動の懸念のため閉鎖され、今後はホテルや商業施設への転用が計画されているとのことです。

英文を読むと、なんとなく中国語の意味が取れるから面白い。

地元のガイドさんによると、新しい空港はまさに「真新しい」洗練されたデザインと清潔感が特徴である一方、入館には厳格な制限があり、パスポートがなければ入場できずガイドとして不便であることや、また、「中国は、当初無料で提供したインフラであっても、最終的には資金回収の対象になることに対する懸念がある」と話されていて、全面的に歓迎していない雰囲気を感じました。

飛行機が止まっていないウィング。別サイドにはAirAsiaなどがいます。

「真新しい」空港館内は広く、天井も高く、搭乗口も多いなど、未来への可能性が感じられる建物です。ただし、センターに仰々しく鎮座された黄金の仏像の顔に関しては、私にはアンコール・トムなどで見かけたどれひとつとして同じ顔のない個性的な仏像と比べて薄っぺらさを感じました。これは、伝統的な美意識と現代の建築の融合に対する一種の評価の違いなだけかもしれませんが・・他の方の評価も聞いてみたいように思います。

ひときわ目を惹く黄金の像・・なんだけど。

なんとなく書きたくて、立て続けに書いてしまいました。
明日の夜は楽しよう、いひひ。

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