まるクルは、だれもが安心して過ごせる医療機関を実装する取り組みをしています。

ある方と話していて「オンラインで病院に要望とかを投書できるといいよね」という話になり、つくりましたよ、というお知らせです。

病院によっては、患者さんたちの声を届けられる箱が置いていたりします。

しかし、そもそも病院へ行くことに困難を感じている人たちにとっては、その声を届けるのも難しいのが、現実です。

どの医療機関へ行こうか、ネットや口コミで探して、受診したときに気づいたことを話せる関係になればいいけれど、そうでないとき、

むしろ、そうでないことの方が、声としては届けたい」けれど、その声を届けることで、自分がカミングアウトすることになるのではないか、さらに多くの職員や利用者に伝わるのではないか、という不安にもつながります。

そこで、「オンラインで投書できればいいよね」という話になりました。

欲を言えば、身近な医療機関に届けたい声かもしれないけれど、どこにもないよりはいいのでは！と、思いまして、

まずは、こんな形でオンライン投書箱を設置します。

【オンライン投書箱】　https://forms.gle/mdzGtyzBa2yoD8yN6

この投書箱は、
性的指向や性自認を理由とする医療機関で抱きやすい困難さの解消と
より良い取り組みを広げていことを目指すために設置します

医療機関の受診に関する不安や医療機関で抱く困難があるけれど
どこにどうやって伝えたらいいのか分からない
伝えることがカミングアウトになるのかもしれない
アウティングにつながらないか　などの不安

また医療機関での良い経験や対応などの広がってほしいこと など
医療機関をよりよい場にしていくための投書を受け付けます

基本的にいただいた投書につきましては、こちらのnoteで共有したり、私たちの活動の取り組みとして使用させていただきます。

どんな些細なことでも、
すでに報告されているようなことでもよいです。

例えば、
・希望に添い、医療者から同性パートナーに対して病状説明があった。
・通称名で診察券の作成に対応した。
・呼び出すときに、戸籍名をフルネームで呼ばれて気まずい思いをした。
・健康診断で個別対応してもらえず、他の人がいる場所で着替えた。
・受診時にどのように伝えたらいいのか分からず不安。　　　　　など

みなさんからの投書を心よりお待ちしております。

こちらをご覧になった医療機関で働いているみなさんへ、ぜひご自身の職場のホームページにそのような投書箱を設けてみるのはいかがでしょうか。

より安心してお越しいただける医療機関になっていくのではないかと思います。

今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。khj