障害者の「困った」をみんなの「よかった!」へ変える(メモ)アイディペンデント通信Vol.43

「メモの魔力」という、著名な起業家が出版したメモに関する本が話題になっています。
メモを取ることはツールとして強い力をもち、夢をかなえてくれるそうです(※1)。

一方、企業の現場では新入社員がメモを取らないというご相談をたまにいただきます。もちろん中には面倒くさがってメモを取らない人もいるでしょうが、実はメモを取らないのではなく取れない人がいます。

一部の発達障害の方はメモを取るのが苦手です(※2)。
無理に取ろうとすれば話の内容が頭に入ってこなくなりかえって仕事に支障が出ます。

スマホの録音機能やボイスレコーダーを使う手もあります。しかし、いちいち録音を聞き直すのは手間ですし、セキュリティの問題でスマホなどのオフィスへの持込みが禁止されていることもあります。

この問題を解決してくれる一助になるアイデア商品があります。
複写式ふせん「メモッ多」です(株式会社ノグチインプレス)。


(株式会社ノグチインプレス)

文字を一度書くとその文字が複写されて一度に複数枚のメモが取れるという、新しい発想の付箋です。

これを活用することでメモを取るのが苦手な方と面談した場合に、自分が取ったメモを渡すことで話し合いの内容を共有できます。
それ以外にも複数の人に同じメモを渡したい場合、一回書くだけで複数のメモを作ることができるので手間が省けます。
また、日本語に不慣れな外国人の方にお渡しすると意思疎通が図りやすくなります。

ユニバーサルデザインの観点からも優れた製品です。

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※1
SHOWROOM前田裕二『メモの魔力』に学ぶ、最強のフレームワークとは

※2
なお、メモを詳細にきれいに取る方もいます

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アイディペンデント通信

日本で生まれたユニバーサルデザインのアイデア、また、ユニバーサルデザイン・ダイバーシティに関するトピックなどをご紹介しています。