障害者の「困った」をみんなの「よかった!」へ変える(歯ブラシ)アイディペンデント通信Vol.46


早稲田大学と株式会社Genicsが全自動歯ブラシを開発し、世界最大級の家電見本市「CES2019」(アメリカ)で公開しました。

この全自動歯ブラシを使えば、なんと、手を使わずマウスピースタイプの歯ブラシを口にくわえるだけで歯磨きができ、その歯磨き自体も30秒ほどで完了するそうです。

介護現場では自力で歯を磨けない要介護者の口腔ケアが効果的に行われていないことに着目して開発されたそうです。
予想価格は現在主流の高級電動歯ブラシと同価格帯の数万円にとどまるそうです。

日本ではウォシュレット(TOTO株式会社の登録商標)・シャワートイレ(株式会社LIXILの登録商標)として有名な温水洗浄便座ですがこれももともと腕の不自由な方、産後の方などの自力で洗浄が難しい方のために開発されたものでした。
しかし、現在では障害や病気と関係なく広く普及しています。

歯磨きは腕の不自由な方、要介護の方にとってはもちろんですが小さい子どもや果てはペットまで課題の1つです。

歯磨きを嫌がる小さい子どものため親が無理矢理押さえつけて歯を磨いていることもよくあります。

この全自動歯ブラシを使えばこの課題が解決できます。まさに障害者の「困った」をみんなの「よかった!」へ変えてくれる素晴らしい製品です。

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アイディペンデント通信

日本で生まれたユニバーサルデザインのアイデア、また、ユニバーサルデザイン・ダイバーシティに関するトピックなどをご紹介しています。