障害者の「困った」をみんなの「よかった!」へ変える(着物)アイディペンデント通信Vol.56

今年の卒業式、入学式のシーズンも例年と同様華やかな着物姿の若い人をよく見かけました。

これまで障害のある方、特に肢体不自由の方にとって和装は大変ハードルが高いものでした。
着付ができないからです。

しかし、肢体不自由の方でも着付がしやすい着物が登場しました。

上半身と下半身をセパレートにしたり、マジックテープを用いたり等の工夫を凝らすことで美しさを損なわずに和装を楽しむことができます。
普通の着物と同様、レンタルできますので経済的負担が軽いことも安心です。

また、親子代々受け継がれてきた着物を着たいという方のために車椅子着付という新しい技術が登場しました。

特許取得した技術を用いて車椅子の方でも座ったままでの着付けを可能にしました。

着物のような古来からあるものでもユニバーサルデザインの観点から見直すと新しい技術や発想が生まれることには驚かされます。

和装だけでなく介護の現場などで着替えの負担はかなりのものですからこのような技術や発想は超高齢社会となった日本にとって希望になります。

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アイディペンデント通信

日本で生まれたユニバーサルデザインのアイデア、また、ユニバーサルデザイン・ダイバーシティに関するトピックなどをご紹介しています。