障害者の「困った」をみんなの「よかった!」へ変える(段差)アイディペンデント通信Vol.66

介護が必要な高齢者にとって室内の段差は大敵です。
移動に支障があるだけでなく、転倒の危険まであるからです。

自動車で移動中に遭遇する道路の段差も同じように危険です。
段差による車の揺れは座席に深く腰をかけられなかったり背が丸まったりなどが原因で安定した姿勢で座れない高齢者にとってたとえシートベルトをしていても思わぬ事故に繋がります。
首が座っていない赤ちゃんにも車の揺れは危険です。

しかも道路の段差は室内の段差と違いもちろん個人の対策で解消することもできません。

しかしリスクを減らしてくれるアプリがあります。
「段差ナビ」(バンプレコーダー株式会社)です。

自動車のダッシュボードに置いて走るだけで、道路のどこに段差があるかがあらかじめ分かるようになっています。事前に段差の多いルートを避けることや段差の多いルートを通らざるを得ない場合にもスピードを落とす、注意を促すなどの対策をとることで揺れによるリスクの抑制に役に立ちます。

道路が平坦な順に水色、青、緑、茶色、赤でわかりやすく色分けされています。

もともとは東日本大震災によって道路が損傷し積み荷の落下、破損が相次いだことから開発されたそうですが、バリアフリーの観点からも優れたアプリです。

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アイディペンデント通信

日本で生まれたユニバーサルデザインのアイデア、また、ユニバーサルデザイン・ダイバーシティに関するトピックなどをご紹介しています。