障害者の「困った」をみんなの「よかった!」へ変える(文字おこしアプリ)アイディペンデント通信Vol.62

ギャローデット大学をご存じでしょうか。
アメリカ合衆国ワシントンDCにある、聴覚に障害のある方を対象にした大学です。

Googleは、2019年6月3日、同大学の協力を得て聴覚に障害のある方に向け、音声を文字に瞬時に変換してくれるアプリを正式リリースしました。
2月からベータ版が提供されていましたが、正式リリース版では咳や犬の鳴き声の識別、変換結果の文字をコピーペーストできるなどさらに機能強化が図られています。

特筆すべき点はその変換精度の高さです。

普通の発声スピードであれば驚くほど正確に変換してくれます。

また、同音異義語(たとえば「核心」「革新」「確信」)を文脈を反映させてきちんと区別して変換してくれます。

聴覚に障害のある方にとって大きな助けになるばかりでなく、障害の有無にかかわらず議事録作成やメモのような業務にも使えます。

さらに目を引くのは70もの言語に対応していることです。
特に英語は、アメリカ、イギリス、オーストラリアだけでなく、インド、ケニヤ、ナイジェリア、南アフリカで話されている英語にも対応しています。


語学学習にも、海外旅行にも活用できそうです。コミュニケーションの世界でのユニバーサルデザイン普及を強く後押ししてくれるアプリですね。

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アイディペンデント通信

日本で生まれたユニバーサルデザインのアイデア、また、ユニバーサルデザイン・ダイバーシティに関するトピックなどをご紹介しています。