障害者の「困った」をみんなの「よかった!」へ変える(障害者スポーツ)アイディペンデント通信Vol.50

この3月、新作映画「岬の兄妹」が公開され話題を呼んでいます。

生活のため犯罪に手を出す障害のある兄妹を描いた作品です。
そこでは、足が不自由な兄が解雇されたことをきっかけに自閉症の妹の売春あっせんに手を染めます。
印象的なのは周囲の支援のなさ、そしてその一因となっている兄妹と周囲とのコミュニケーション不足です。
障害とは関係がありませんが周囲とのコミュニケーション不足という点では映画「火垂るの墓」を彷彿とさせます。

この映画はもちろんフィクションですが3月14日のBBCではKiera  Bylandさんという障害のあるイギリス人の実話が取り上げられています。

自閉症と運動障害の症状がもとで友達を作れなかった彼女がサイクリングクラブに入ったところすべてが変わり、500人の前で堂々と率直に話すことができるまでになったそうです。
動画を見ると彼女が自信にあふれ、周囲としっかりとコミュニケーションをとっている姿が印象的です。

東京パラリンピックを控え、障害者スポーツが注目を集めるようになってきました。
障害者スポーツのメディアでの取り上げられ方については議論があります。

しかしこのBBCニュースの指摘するような障害者スポーツとコミュニケーションの好ましい関係性についてはもっと注目されてよいと思います。

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アイディペンデント通信

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