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噂とちょっと違う君が、わかってくれる

親愛なる推し、池﨑理人くん

21歳のお誕生日おめでとうございます。


彼を好きになってから初めて迎える誕生日。かわいいセンイルケーキを買おうか、はたまた動画を作ってみようか。色々思考を巡らせましたが、私が一番好きな媒体である言葉で日頃の彼への想いを綴ってみたいと思います。




20歳の一年はどうでしたか?アイドルとしてデビューして、韓国に行ったりロサンゼルスに行ったり、数えきれない程のテレビやラジオに呼ばれたり、大きなステージで眩しいライトを浴びたり。子供の頃思い描いたような20歳を過ごせたでしょうか。それ以上の20歳を、過ごせたでしょうか。



私が彼を推したいと思ったのは、他でもない ”違反ダンス” でした。今の彼からしたらダンスが「下手」だった頃の話を出すことはあまりしたくないのですが、このnoteを通して私の感情を整理したい気持ちもあるためご了承ください。


(また新しいグループができたんだ、へ~、ダンスかっこいいな~)程度にINIの動画を見始めた頃たまたま流れてきた違反ダンスの動画。「かわいいね」「声はいいけどね」と強面のトレーナーをもニコニコにさせていた彼に興味が湧いて色々調べるようになり、今に至ります。




私が彼に惹きつけられる最大の理由は、「この人なら分かってくれるのかもしれない」と感じさせてくれることです。


彼を知った頃は、簡単に見れるYouTubeを見たり日替わりで更新されるツイッターでの独特なワードセンスで構築される文章を読んだりして、「顔がめちゃくちゃ良いのに面白い子がいるな(笑)」程度に思っていました。違反ダンスもそうだし、彼はオーディション時代に自分のことを ”様子のおかしな19歳” と自称しており、面白いアイドル好きだし見ておこうくらいに考えていたのですが。


彼を、池﨑理人という人間を、知れば知るほど印象が変わっていきました。コンテンツを追えば追うほど彼は想像の何倍、何十倍も立体的な人間なのだと知りました。




たくさん見えてきた彼の面の中でも私が特に虜になっているのが言葉の端々から垣間見える聡明さ。彼はアイドルになる前は有名大の学生をしていて、実際偏差値的にも頭がいいのですが、それとも少し違う、”聡明”としか言いようの無い魅力を感じます。口語的なプライベートメールでも「すみません」を「すません」と書くところや、「大雑把なので、柔軟に誰にでも合わせられます」と逆説的に自分をアピールできるところ。一番忘れられないのはKCON LA後のプラメで「事務所で練習生をしていた期間が無いからその分成長を見せたいなんて言っていたけど甘かったし実力がまだまだで悔しい」と言っていたことでした。成長を見せたいというところまではよく聞くフレーズだと思うのですが、そこからそれは甘い、悔しい、というところまで思考を巡らせているのを知って、この人はよく考える人なんだ、それを言葉にして発信する力のある人なんだと知って、さらに深く池﨑理人の沼にハマってしまったのでした。



そして、いつも明るくちょけていて皆を笑わせている彼ですが、イベント後にそんなメールをくれるところからも分かるようにすごくすごく真面目なのだと思います。ずっと前の私は彼をただのおふざけ屋さんで面白い人だと思っていて、傍から見たらそのような印象を持たれやすい人だと思うけれど。


ここからは私の想像(考察)になりますが、根が真面目が故に自分を縛り付けて、苦しめてしまうことがあるのではないかと感じることがたまにあります(※本当に私の想像です)。私自身そのようなことがあるため、「あれ、この人私と同じなのでは、、、」と図々しくも思ってしまうのです。




また、そう思ってしまう考察材料として、”彼にはオタクな部分がある” というところが挙げられます。よくツイッターなどで芸能人を「あちら側」、ファンを「こちら側」と形容するのを見かけますがそれに則ると彼には「こちら側の人間」な要素があります。ゲームに使われているボカロ曲をラジオで流したり、グッドサインに片割れハートを合わせるポーズを積極的にやってくれたり、ヨントンでメンバーの同担拒否だと言ってみたり(後日冗談だとメールが来ました)。彼のこんな一面に親近感を抱いているファンは多いと思います。



彼の意外な面を挙げ始めたらキリが無いのですが、「この人なら分かってくれるのかもしれない」が伝わるでしょうか。彼にはこちらに寄り添うような、近く感じさせてくれるような、そんな魅力があると思います。





21歳は、どんな年になるでしょうか。たくさんの夢や目標を少しずつ叶えて自分自身にとって実りのある一年にしてくれたら言うことは無いです。そして、烏滸がましいようですが私もそのお手伝いが微力ながらもできたなら。



温厚で優しくてやわらかくて気遣い屋さんな彼が思う存分自分にも気を遣える一年でありますように。やりたいと思った事を伸び伸びとやれる環境にいられますように。彼を追い詰めるのは、彼自身だけでありますように。



21歳も自分のペースで歩を進めてほしい。ゆっくり時間をかけてみてもいいし、今はそのペースを速めるべきだと感じたなら好きなだけ急いだらいい。とにかく好きなようにアイドルをしてほしい、と思います。そして私は、何かが上手くいかないときも、満足のいく結果が出たときも、温かい居場所であるファンの一部でありたいです。





池﨑理人くん、出会ってくれて本当にありがとう。21歳のあなたも応援しています。


2022.08.30




タイトル「噂とちょっと違う君が、わかってくれる」は、大森靖子さんの『ノスタルジックJ-pop』から引用させて頂きました。


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