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金木犀🧡と銀木犀🤍どちらがお好き?

こんにちは。
idumi.artのいづみです。
周波数を整え、感性を高める動植物画デザインを作っています!



今回は「木犀(モクセイ)」のお話です🧡🤍

秋(10月中旬)といえば…この香りっ!

少しづつ肌寒さを感じ始める秋晴れの日に、どこからともなく漂ってくる金木犀の甘い香りはノスタルジックで、切なさを誘います🧡
とっても小さいお花なのに、こんなにも強い芳香を放つことに毎年感動🥹
春はジンチョウゲ、初夏から夏にかけてはクチナシ、そして秋のキンモクセイは、日本の「三大香木」とされています。

金木犀の花言葉には「謙虚」があり、《素晴らしい香りを放つのに比べ、花は控えめであること》が由来だそうです。素敵ですね♡


そんな金木犀の仲間に、「銀木犀 ぎんもくせい」がいることをご存知でしょうか?

それがこちらです↓


“銀”木犀と名付けられているように、白色のかわいいお花を咲かせます。
金木犀に少し遅れて開花し、香りも控えめ、住宅街でもそう多くは見かけないこともあってご存じのない方も多いのではないかと思います。

かくゆう私も数年前に知ったのですが…
それまで金木犀の香りがしたことのない通りを散歩中に、ほんのりと例の香りを感じて不思議に思いつつも、香りをたよりに橙色のお花を探しました。
(行ったり来たり、うろちょろと挙動不審に…笑)

見当たらないので、お庭の中で咲いてるのかもと諦めて戻ろうとすると、通りに面した生垣に金木犀そっくりな形のお花を発見し、慌ててその場で検索し“銀木犀”なるものを知りました。

金木犀の存在感が強いので、金木犀の変種かと思いきや、植物学の分類上ではギンモクセイ🤍の変種がキンモクセイ🧡とのこと。
(ほかに淡黄色の花の「ウスギモクセイ(薄黄木犀)」などがあるそうです)

wikiでもこのような説明がされています。

単に「木犀」と言う場合では
ギンモクセイ(銀木犀)だけを指すことが多く、
広義ではOsmanthus fragrans に属する品種
(ギンモクセイ・キンモクセイ・ウスギモクセイ等)の総称




金木犀は香りが強めなので苦手な方もいるかもしれませんが、銀木犀の控えめな香りと、白く可愛らしいお花は庭木に最適ではないかなぁ🤍


ちなみに、金木犀といえば「桂花陳酒
中華料理店などではお馴染みの甘いお酒です。

金木犀のお花を白酒に3年間漬け込んだ、
正真正銘金木犀の香りのお酒。
あの楊貴妃の愛酒なのだとか…
琥珀色が美しい…

📷Vogueサイトより↓


秋の宵にしっとりと、、
音楽や読書のお供にいかがでしょうか?🥃

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