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眠りの木♡ねむのきのお話

こんにちは!
idumi.artのいづみです。
周波数を整え、感性を高める動植物画アイテムを作っています🦋



今日は「ねむのき(合歓の木)」の
かわいいお話です。


ねむのきとは…
マメ科の落葉高木で、お花は初夏(6月中旬から7月)に咲きます。
このお花の香りがふわりと風に漂ってくると、夏の気配を感じます。

そろそろ咲いてるかなぁと見に行くと…

わぁい!咲いてた😍🩷



通常は夕方に開くお花なのですが、今日は小雨が降って薄暗かったからか日中でも開いていて、細かい雨露が葉に花にキラキラ輝いていました✨

落ちる雨をうけても、放射エネルギーを保とうとする姿に“自然の摂理”をみて感動しました。


とっても面白い花姿ですよね!
長く伸びだしている、フワフワした細い糸状のものは花弁ではなく、“おしべ”の集まりで、先っちょについている花粉を蜜を吸いにきたスズメガが運ぶのだとか…
そのため、スズメガが活動を始める時間(夕方〜)に合わせて咲くんですって!

夕暮れに白から鮮やかなピンクへのグラデーションが開き始め虫を誘う様子は、とても幻想的ですね。


そして、このお花は名前の由来にもなっている不思議な特徴があるんです。

それが葉っぱの【就眠運動】というもの。
おじぎそうに似た葉は、触れて閉じることはありませんが、夜になると自分でゆっくりゆっくり葉を閉じていきます。
運動細胞から水分が排出されて膨圧が低下し、向かい合う小葉同士が折りたたまれ、葉全体が閉じて下に垂れ下がる現象です。

それがまるで眠るようなので
眠りの木」から「ねむのき」に変化して、名前になったと。。

                写真はネットから

植物のなかには夜に花を閉じる種類はありますが、樹木の葉っぱが夜に眠るというのはなんだかとってもかわいいなぁと思うんです。
絵本の世界のようで…


そこでふと、人間界に目を移すと…
現代人というのは、24時間、光(外的刺激)に溢れた生活が当たり前、更にスマホの普及によって体内時計は乱れ、睡眠障害から体調不全になり、心身ともにアンバランスになっている方が多いこと…

眠っている時にこそ身体の細胞は修復され、脳内もリフレッシュ(掃除)されています。
スピリチュアルの側面からいっても“高次元からの情報は、眠っている間にダウンロードされるとも言われます。
(それゆえ、夢からのメッセージを受け取ったり、朝起きた時に“何かが閃く”ことがある)


ねむのきのように自然の摂理に身を委ね、暗くなったら光をおとして静かに瞑想をしたり、横になって体を休めることを心がけていくことが現代人には必要かなと。。

…ただ、早寝早起きは体に良いよという理想論のお話ではなくて、、

しっかりと“夜(暗さ)を感じてみる

その闇の中で静かに自分の心の中をのぞいて
本当の気持ちを受け止めてみる
どんなに醜い気持ちが湧いたとしても
罪悪感を抱かず、それをただ感じてみる

瞳を閉じることで、みえてくる世界がある


こういったことは日中明るい場所ではなかなかできることではないので、私は時々お風呂の電気を消して真っ暗な中でこころを感じることをしています。
お湯が気持ちよくて、坐禅よりもオススメですよ〜
(…小さいキャンドルを灯していた時もあるのですが、、引火しかけてわぁわぁなったことがあるのでやめましたw ←瞑想どころじゃない、死んじゃう😆)


余談ですが、ねむのきと聞くと「ねむの木の子守唄」が浮かぶ方も多いと思います。
1965年に美智子様が高校時代にお書きになった詩の素敵な曲です。
聞いていると優しい気持ちになれますね!



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