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◆2019年7月31日(水) 怠惰

若い頃は物凄い出掛けたがりの人間だった。

雨の日だろうが雪の日だろうが、とにかく出掛けたがり、出掛けた先で何か買って帰るのが日課のような生き方をしていた。

それがピタッと止まったのは、今から大体十年くらい前のことだ。

何がキッカケなのか考えてみると、あれはきっと『体重増量』だ。

見るも無残にデブったことで、他人の目が気になるようになり、結局、出掛けることを放棄したのだと思われる。

創作歴28年、病歴21年、デブ歴10年の経歴を持つ私は、自分の怠惰のせいでお出掛けと無縁な人間になったのだ。

ほぼほぼ毎日自宅の一箇所に生息するナマケモノだ。

いや、動物のナマケモノですらデブってはいないんじゃないか?

そもそも私がデブったのは、環境のせいだ!!

周りの人間が大食漢ばかりだからいけないんだ!!

・・・と、他人のせいにしてみたが、虚しいだけだった。

この十年、お洒落というお洒落も一切していない。

痩せていた頃はファッションに対しての熱量が度を過ぎる程だったのに。

長いことデブをやっていると、次第に麻痺していくのか「もうどうでもいいから食べたい」という感情に自制心が勝てなくなっていく。

食べたい・食べたくない・食べたい・食べたくない・嗚呼でもやっぱり食べるわ、だって明日何かで死ぬかもしれないし。

そんな言い訳をし出してもう十年も経つのかと思うと、やっぱり虚しい。

先日はだいぶ酷かった。

何と、運動しながらアイスを食べていたのだ。

その運動に一体何の意味があるのだろうか。

もう末期も末期。

二ヶ月程前ダイエットの神が降りて来たが、その一件で神は天へ帰ってしまっただろう。

と言いながらも、まだダイエットを完全に諦めた訳ではない。

凄く胡散臭いが、梅雨の気候で崩していた体調が万全になったら、再度始めるつもりでは居る、と言っておこう。

出掛けない人生は視野が狭くなると思うし、自宅の一箇所で息をしていても、感性は高まらない。

それでは仕事にも支障が出るじゃあないか。

「お洒落の半分以上は、自分に接する人達の眼に気持ち良く映るようにと思ってするのだ」という、ある女性作家の言葉を思い出した。

お洒落はある意味“他人への気遣い”なのだ。

つまり私は『デブで気遣いも出来ないクソ人間』ということになる。

やはりこの『干物女のひきこもり日記』は、私の痛い所を突きまくってくる恐ろしいコンテンツだ。

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千屋ゆう子

文筆家、文人。文歴4年、絵歴28年、統合失調症歴21年。主にエッセイ、コラム、日記、小説、イラスト、漫画等の無料・有料コンテンツの混在。持論多め。うちの子至上主義の超親バカ。金カムどハマり中。クロエ(猫)を溺愛中。基本どのマガジンも不定期更新。

干物女のひきこもり日記

ズボラでヒッキーな千屋ゆう子の日記帳!
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