国慶節

中国政府は東京電力福島第一原発の処理水海洋放出を受けて、日本産の海産物は危険だと盛んに警告を鳴らしたが、それにもかかわらず大勢の中国人観光客が日本を訪れていると日本メディアは報道──中国の共産党機関紙・人民日報系のタブロイド紙「環球時報」は日本のメディアに怒りをぶちまけた。中国では10月1日の国慶節(建国記念日)に伴い、9月30日から「黄金週」として知られる8連休が始まった。日本の航空各社は、中国の各都市から日本に乗り入れる航空便はいずれも予約でいっぱいだったと述べている。
環球時報は、福島第一原発の処理水が海水放出されることで日本を訪れる観光客数は大幅に減少すると予測していたが、中国人観光客がその予測を行動で否定した。日本政府が8月24日から処理水の海洋放出を開始すると、中国政府は日本産水産物を全面的に禁輸する措置を取った(中国漁船はその後も同じ海域で漁を続けているが)。ほかにも、国連の高官レベルの会合で抗議をするなど、国を挙げて反日プロパガンダを展開してきたが、国民に大型連休中の日本旅行を断念させることはできなかったようだ。日本側は、処理水放出の決定は科学的データに基づいて行われたものであり、IAEA(国際原子力機関)も安全性を確認していると説明している。中国側は、自分たちの懸念もまた事実に基づいていると主張しているが、これまでに独自調査の科学的データは公表していない。ほかの周辺国は放射線のモニタリング活動を強化しているが、中国のような水産物の全面禁輸にまでは至っていない。
【ニューズウィーク日本版より抜粋】
この記事を読んで思うのは、中国政府としては全て悪いのは日本政府で中国政府としては中国国民を守るために危険な行動は避けて日本には行くなと言って情報を流して煽り、中国国民に自粛を求めてきたのでしょうが結果として日本に来られた観光を目的とされた方々は冷静に判断をされて行動をされていると思いました。中国政府は日本に対していつまで反日プロパガンダを展開していくのでしょうか?世界は見ていますよ!


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