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大学生100人の家出体験記を作りたい

家出が無ければ死んでいた。

家出マニュアルを作ろうと決めた理由をしっかりと書きたい。拙い文だけど、頑張って書くので最後まで読んでほしい。

最初のきっかけはある筑波大生Yくんの言葉だった。「家出をしなければ、自分は死んでいた」。その彼の言葉には、なんというか、質量があった。彼が経験したひどい虐待は僕にはすごくショックだった。

実は、虐待をうけている大学生はたくさんいる。日常の世界からは見えないけれど僕の身の回りにもたくさんいる。Yくんは高校生の時に家出をした。もし、Yくんが家出をしていなければ、彼は大学生になっても虐待され続けていた可能性は高い。

Yくんの言葉を聞いてから、身体的な虐待をされ続けた中学生や、性的虐待を受けていた大学生など、サバイバーたちから対面で話を聞いた。それらの「語り」のなかには無かったけれど、ずっと「家出」が心のどこかに座っていた。

なんとなく引っかかっていた「家出」という言葉。Yくんの言葉を聞いてから1年経って、家出マニュアルの作成を決心した。

家出はいけないもの?

少し話は変わる。これを読んでいる人に「家出はいけないもの?」と聞いてみたい。僕も長いあいだ考えてみたけど、僕はこの問いの答えを持っていない。

たぶん、社会のルールには「家出はいけないものである」と書いてある。家出は危ないから、やっちゃいけない。きっと、ほとんどの大人はそう思っている。

だから、「家出マニュアル」なんてものを世の中に出したら、大人たちは怒ると思う。家出をすすめるなんて危ない!やめろ!とか、そういう感じ。

そういう大人は「公園に遊具を置くのは危ない!」と言っているひとたちと一緒だ。ルールの内側に正しさがあると思い込んでいる。そういう人たちを怒らせてやりたい。

大事なものはルールじゃなくて、もっとカオスで未規定なものだ。「家出マニュアル」に怒りをぶつけてくる大人はいるだろうけど、ぼくたちの生きるための「家出」を誰も止めることは出来ない。

僕もバカじゃないから「家出はいけないもの」がルールだとは知ってる。けれど、「生きるためにルールを破って何が悪いんだよバーカ!」と勘違いした大人たちに言ってやりたい。

そういうちょっとしたヤンチャ精神みたいなものを「家出マニュアル」は持っている。

家出マニュアルが目指すもの

家出マニュアルは何を目指すのか。それは、まだきまっていない。

なぜなら、大学生版家出マニュアルは、大学生虐待サバイバーが集まるきっかけでしかないから。100人の体験記を集めてそれを売る。新聞やネットニュースが記事にして、沢山の人がそれを読む。記事に人が集まる。それは一応の目標ではある。

けれど、ちゃんとした目的というのはない。なんとなくワクワクするからやってみるというのが本音だ。

この前も、家出マニュアルを取材した記者さんが「自分も力になりたい」と家具の無償・格安提供を提案してくださった。そんな風に、この大学生版家出マニュアルを目印に、支援したい人がたくさん集まれば、なにか良いこともあるかもしれない、とは思う。

いや、何が起こるかは分からないけど、絶対に良いことは起きる。そういうワクワク感をもって作る。

最後に

「大学生版家出マニュアル」は完成までの道のりで、どれだけたくさんの人を巻き込めるかが勝負だ。いろんなひとに迷惑をかけつつ、より多くの人を巻き込んで作る。

巻き込まれた側も、面倒だけど、なんだかワクワクして、面白くなってしまうようなことをやりたい。お金も時間もないし、まだまだ完成しそうにないけど、応援したい!と思ってくれるひとが一人でもいたらうれしい。

追伸

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